コロナ禍の「廃鶏」救うプロジェクトCFで始動 ハコニワ・ファーム2020年12月22日
(株)ハコニワ・ファーム(栃木県真岡市)は、お世話になっていた養鶏場がコロナ禍の中、倒産・閉鎖したことで廃鶏が予定されていた1200羽の鶏を引き取ることを決め、初期費用を集めるためのクラウドファンディングプロジェクト「コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!命をふたたび輝かせる!そして最高に美味しい卵を!」を12月22日から開始した。
同社は、障がい者就労支援施設と提携し、現場業務の80%以上を障がい者が担っている養鶏場。人も鶏も「しあわせ」であることを大切にした養鶏業を営んでいる。
このほど、お世話になっていた養鶏場の倒産・閉鎖で1200羽が廃鶏されると聞き、「本当にこのまま『廃鶏』にしてしまっていいのか?」と鶏を引き取ることを決めた。引き取ることで恵まれた環境で卵を産める鶏を増やし、障がい者の雇用の場も創出するねらいだ。とはいえ、これまで以上の数の鶏を飼育するには、飼育場所の確保や餌・人件費・水道光熱費・備品代など追加で経費がかかることから、初期費用の約半分の195万円を集めるクラウドファンディングを開始する。
リターンは9000円の寄付からで、遺伝子組み換えなし、防腐剤・残留農薬ゼロ、20種類以上のポストハーベストフリーの食材だけをつかって育てたプレミアム卵「箱庭たまご茜」と、和三盆糖の甘味と素材の味わいを活かしたプリン「茜しょこら」をセットで送る。募集は2021年2月22日まで。
<リターン例>
・9000円
箱庭たまご茜10個 + 茜しょこら10個、ありがとうお葉書付き
・1万3000円
「全部盛り!」箱庭たまご茜10個+茜たまご紅白プリン4個(紅2個、白2個)+茜しょこら10個、ありがとうお葉書付き
・2万4000円
ハコニワ・ファーム(養鶏場)見学会参加+「全部盛り!」
栃木県真岡市のハコニワ・ファーム養鶏場見学会参加(約2時間)、箱庭たまご茜10個+茜たまご紅白プリン4個(紅2個、白2個)+茜しょこら10個
重要な記事
最新の記事
-
米の価格 18週ぶりに下落 5kg4214円2025年5月13日
-
37年ぶりの国主催の国際園芸博 国民全員が「農」を考える契機に(2)つなぐ「国民皆農」運動に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年5月13日
-
備蓄米仕入に共同購買事業を開始する小売組合【熊野孝文・米マーケット情報】2025年5月13日
-
大阪・関西万博に出展 日本の林業の今と未来を感じる体験型展示 林野庁2025年5月13日
-
Wismettacフーズ 農水省「令和6年度サプライチェーン連結強化緊急対策」補助事業者に採択2025年5月13日
-
高校生が育てた「とちぎ和牛」17日から限定販売 JA全農とちぎ2025年5月13日
-
熊本・JA菊池の春ニンジンが出荷本番 甘みたっぷり、日量30トン出荷へ2025年5月13日
-
ローソン「新潟美味しいもの巡り」新潟の味を楽しめる10品を発売2025年5月13日
-
やさと菜苑・JAやさとと農福連携の取り組み開始 東都生協2025年5月13日
-
ダイズの生産向上へ 岡山大と中森農産が共同研究 新たな栽培法や品種を育成2025年5月13日
-
コルテバと協業 窒素固定菌「ユートリシャN」を全国展開 片倉コープアグリ2025年5月13日
-
「inPROTEINすっきりマンゴーオレ風味」13日に新発売 森永乳業2025年5月13日
-
作業を1台で完結する自走式いも類収穫機ミニハーベスタ「GRA651」発売 デザイン一新、基本性能アップ 松山2025年5月13日
-
8月21~23日に第78回岩手県全国農業機械実演展示会 岩手県農業機械協会2025年5月13日
-
福島県産桃使用「とろける食感 ぎゅっと桃」13日から発売 ファミリーマート2025年5月13日
-
鳥インフル 米ハワイ州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年5月13日
-
地産全消「野菜生活100 沖縄シークヮーサーミックス」新発売 カゴメ2025年5月13日
-
住田町、気仙環境保全、岩手県内JAグループと包括連携協定 TOWING2025年5月13日
-
遮熱POフィルム「エコクール涼」新発売 ハウス内への熱侵入を抑制 渡辺パイプ2025年5月13日
-
使いやすい3条刈「三菱コンバインXC325」新発売 三菱マヒンドラ農機2025年5月13日