JA全農、世界卓球東京大会の冠スポンサーに2014年2月24日
JA全農は、4月28日から開催される世界卓球団体選手権東京大会に協賛し、冠名称スポンサーとなる。したがったこの大会の正式名称は「JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会」となる。
JA全農はすでにオリンピックなどの日本代表である石川佳純選手のスポンサーとなっているが、日本の卓球人口は非常に多く、ロンドンオリンピックでの女子代表の活躍によって注目度があがったこと。卓球の世界最高峰の大会の冠スポンサーとなることで、全農の認知度向上をはかり、国産農畜産物のファンを増やすこと。さらに、海外の選手・関係者やメディアに対して、日本の農畜産物の優位性をアピールすることなどを目的に、冠スポンサーとなった。
また、大会開催中の5月3日から5日の3日間、JA全農グループは、代々木体育館前にブースを展開し、全農ブランドや青果物、米関連商品、食肉や食肉加工品・鶏卵、飲料などの試食・紹介を行うことにしている。さらに海外選手などが宿泊するホテルにも食材に一部として国産農畜産物を提供することにしている。
◆ITTFが復興支援で東京開催を提案
世界選手権は、団体戦が偶数年、個人戦が樹数年に開催されており、今年は団体戦の開催年となっている。
今回、団体戦が東京で開催されるのは、東日本大震災の直後に国際卓球連盟(ITTF)のアダム・シャララ会長からお見舞いのメッセージとともに「日本はこの未曾有の困難に対しても、高い精神と団結力で復興に立ち上がっていくものと確信している」との激励の言葉が届けられたこと。その後ITTFから「世界の卓球人から、被災地の復興を支援したいという強い思いがある」ので、世界選手権を日本で開催することを検討してはという提案がされ、日本卓球協会が開催地として立候補。すでに立候補していた他の協会から「日本を支持し、立候補を取り下げたい」との申し出がありITTF総会で満場一致で東京開催が決定した。
大会は4月28日から5月5日まで、東京の代々木体育館と東京体育館で開催され、男女共、上位24カ国が6チーム4ブロックに分かれ予選を行い、予選の上位3チーム×4の合計12チームが、5月2日からの決勝トーナメントに進出する。
本日、日本卓球協会は4月28日より開幕の「JA全農世界卓球2014東京」に出場する日本代表選手を発表しました。
◇
この大会に出場する日本選手は以下の通り
【男子選手】
▽水谷隼(DIOジャパン)
▽松平健太(早稲田大学)
▽丹羽孝希(明治大学)
▽岸川聖也(ファースト)
▽塩野真人(東京アート)
【女子選手】
▽福原愛(ANA)
▽石川佳純(全農)
▽平野早矢香(ミキハウス)
▽田代早紀(日本生命)
▽森さくら(昇陽高校/大阪)
(関連記事)
・JA全農が世界卓球スポンサーに(2013.10.17)
・世界卓球でおにぎり提供 JA全農(2013.04.24)
・卓球日本代表・石川佳純選手、JA全農を表敬訪問(2012.07.03)
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日
-
キウイブラザーズ新CM「ラクに栄養アゲリシャス」篇公開 ゼスプリ2025年4月30日
-
インドの綿農家と子どもたちを支援「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛 日本生協連2025年4月30日
-
「日本の米育ち 平田牧場 三元豚」料理家とのコラボレシピを発表 生活クラブ2025年4月30日
-
「子実トウモロコシ生産・利活用の手引き(都府県向け)第2版」公開 農研機構2025年4月30日
-
「金芽ロウカット玄米」類似品に注意を呼びかけ 東洋ライス2025年4月30日
-
令和7年春の叙勲 JA山口中央会元会長・金子光夫氏、JAからつ組合長・堤武彦氏らが受章2025年4月29日
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日