コミュニケーション研修を 農協協会がJA水戸で2016年5月27日
組合員や毎日職場で顔を合わせている上司、同僚、部下が「なぜ、そう考えているのか分からない。だからうまくコミュニケーションがとれない」と悩んでいる人は多い。そうした悩みを解決するスキルを身につけるために、世界中で効果をあげている手法「DiSC」(ディスク)の研修を(一社)農協協会が始めた。茨城県のJA水戸での、研修の模様を紹介する。
「組合員とはなしても話が通じない」「なぜ、上司(部下、同僚)は私の気持ちを分かってくれないのだろう」。人とのコミュニケーションがとれずに、人間関係でストレスを感じ、悩んでいる人は多い。
こうした悩みを解決するには、自分自身の行動や言動のパターンを理解するとともに、他人についても、人はそれぞれ『違う』ということを認識し、いろいろなタイプの人に対して、適切なコミュニケーション・アプローチをすることだ。「DiSC」理論は、この違いの理解と、違いをうまくコントロールするための知識と手法で、世界のトップ企業で実施されている。
農協協会は、JAの職場内や組合員とのスムーズなコミュニケーションを実現するための一助にと「DiSC」研修事業を始めた。 5月18日、茨城県のJA水戸での研修には、本店・支店から中間管理職を中心に11名が参加。当初は見学予定の4名の本店の幹部も「見ているよりまず体験」と参加。研修後のアンケートでは、「研修内容が分かりやすい」「研修内容は実践可能」「組織内で広めていきたい」という回答が多く、好評だった。
今回は「DiSC」の基本を学んだが、次のステップはどう実践するか、継続して学んでいくことで大きな効果が生まれてくる。
(写真)まず自分を知ることから、講師は経験豊かな村田興文氏
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