読書率が下降傾向 家の光が農村読者調査2017年10月12日
農林業地区に住む人の読書率は58%で、前年度より1ポイント減り、雑誌、書籍とも減少していることが、(一社)家の光協会の全国農村読者調査で分かった。1日の読書時間は「読んだ人」の平均で36分、1日当たりのインターネットの利用時間は全員の平均で29分だった。
全国60か所の農林業地区(農業または林業の従業者が人口の1割以上)に住む16歳から79歳で、回答のあった878人が対象。その結果、総合読書率は58%で、前年の調査に比べ3ポイント減った。そのなかで雑誌読書率は48%で同2ポイント、書籍読書率は31%で4ポイントの減少となった。
読んでいる月刊誌(「毎号読む」と「ときどき読む」)は、1位が「家の光」(家の光協会)、2位が「オレンジページ」(オレンジページ)、3位が「現代農業」(農山漁村文化協会)、4位が「ESSE」(扶桑社)、5位が「レタスクラブ」(KADOKAWA)と「文藝春秋」(文藝春秋)だった。
同じく週刊誌は、1位が「週刊文春」(文藝春秋)で初めて首位になった。2位が「女性自身」(光文社)、3位が「女性セブン」(小学館)、4位が「週刊少年ジャンプ」、5位が「週刊現代」(講談社)だった。
また半年間で読んだ本は1位が「火花」(又吉直樹/文藝春秋)。次いで「君の膵臓を食べたい」(住野よる/双葉社)、「アキラとあきら」(池井戸潤/徳間書房)、「リバース」(湊かなえ/講談社)、「九十歳。何がめでたい」(佐藤愛子/小学館)、「蜜蜂と遠雷」(恩田陸/幻冬社)。好きな作家は1位が9年連続で東野圭吾。次いで湊かなえ、西村京太郎の順。
全員の1日平均の雑誌・書籍の読書時間は、全員の平均で15分、読んだ人の平均で36分。1日平均の新聞閲覧は18分、テレビの視聴は148分、ラジオの聴取は42分で、インターネットの利用時間は29分だった。インターネット接続機器の利用率は61%で、利用している人のうち、電子書籍・電子雑誌を読んでいる人は25%だった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日