「笑味ちゃん」国産拡大運動の広報役に-農水省2019年8月29日
農林水産省は国産農林水産物の一層の消費拡大を図るため、JAグループ「みんなのよい食プロジェクト」のマスコットキャラクター「笑味ちゃん」を「フード・アクション・ニッポン(FAN)」の広報役を担う「FANバサダー ゴールド」に任命。8月29日、吉川貴盛農相が任命状を「笑味ちゃん」に授与した。
右から中家徹JA全中会長、任命状を持つ笑味ちゃん、吉川農相、こくさん(フード・アクション・ニッポンのマスコットキャラクター 具留米(ぐるめ)小2年)(農水省大臣室で)
フード・アクション・ニッポンは国産農林水産物の消費拡大を図るため民間企業、消費者、行政が一体となって進める国民運動として平成20年度から農水省が開始した。趣旨に賛同する企業は令和元年7月で1万社を超える。運動では消費拡大につながる著名人を「FANバサダー」として任命してきた。
一方、JAグループは平成20年度から「みんなのよい食プロジェクト」を開始し、「バケツ稲づくり」や「やさいの日(8月31日)イベント」などを食の大切さと農業の価値を伝える運動として展開している。そのマスコットキャラクターが「食」という漢字からできた「笑味ちゃん」で小学2年生と設定した。
今回、農水省は2つの運動の連携を強化するため、その皮切りとしてFANバサダー任命した。
吉川農相は「JAグループとの連携を一層強化し、農林水産業の大切さや国産の魅力を伝えていく。輸出1兆円達成に向け努力していきたい。笑味ちゃんにもご活躍いただきたい」などとあいさつした。
笑味ちゃんに代わり中家徹JA全中会長があいさつ。
「JAグループは自己改革の一方で食料安全保障も大きな課題として取り組んでいる。自給率が過去最低となるなか、生産基盤が非常に弱くなっており、また世界で大きな災害が発生するなど、食の安定供給のリスクが高まっている。国民のみなさんに今の農業、食を取り巻く状況を伝え、農業、農村を守らなければいけないという気持ちになっていただく運動を発信していかなければならない。農水省と連携して国民運動として取り組んでいきたい」などと述べた。
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