離農を出さないように JA全国組織が見舞金2019年9月26日
台風15号の強風で大きな被害を受けた千葉県農業の復旧を願い、JA全国組織はJAグループ千葉の災害対策本部に見舞金100万円を贈った。9月15日、都内のホテルでJA全中・中家徹会長から、同本部本部長の林茂壽・JA千葉中央会会長に手渡した。
農水省のまとめに(9月14日)よると、農林関係の被害は、農業用ハウス等が約137億円、農作物(ニンジン、日本ナシなど)48億円、林野関係5億6000万円となっている。停電の影響もあって、調査画進んでおらず、今後さらに増えることが予想される。
JA千葉中央会の林会長は「これまで経験したことのない強風だった。全中の指導で激甚災害指定について、国や県、政府与党にお願いしてきた。ハウスが倒壊した農家のなかでは、営農を諦める人が出てくるのではないかと心配しているが、そうさせないためにも、JAグループは互助精神を発揮して支えなければならない。全農に対しては強度のあるハウスの開発を働きかたい」と話した。
また、中家JA全中会長は「自然災害が相次ぎ、JAグループの災害対策本部を常設にした。昨年の愛媛県の水害では、農業を廃業する人が出てつらい思いをした。今回千葉県のハウスが大きな被害を受けており、人的支援を含め,最大限の支援をしていく」と述べた。
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