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2019.11.12 
鹿沼南高校(栃木)が受賞 「トマトの汚れ落とす洗浄剤」で  全国高校生農業アクション大賞一覧へ

 JA全中と毎日新聞社は11月11日、東京都内で全国高校生農業アクション大賞の表彰式を行い、「トマトの汚れを一瞬で落とす画期的な洗浄剤の発明」の取り組みで栃木県立鹿沼高校のグループを大賞に選び表彰した。準大賞は広島県立世羅高の「世羅茶復活プロジェクト〜世羅茶花を世界に広げよう〜」と、山口県立田布施農工高の「目指せ!究極の防災食!地域食材を結集させたグルテンフリー米粉パンの普及を目指して」をそれぞれ取り組みタイトルとしたグループが受賞した。

第1回大賞を受賞した栃木県立鹿沼南高校のチームと審査委員長の第1回大賞を受賞した栃木県立鹿沼南高校のチームと審査委員長の"尾木ママ"

 全国高校生農業アクション大賞は、地域社会の次代を担う農業高校が、グループで取り組む「食」や「農」に関するプロジェクトや課題研究を3年間継続的に支援し、優れた取り組みを顕彰するもので2017年から始まった。3年目となる今年は、第1回認定グループの3年間の取り組みを教育評論家の尾木直樹さんを審査委員長とする審査委員会で審査し、初めての大賞グループと準大賞グループを決定した。

 式典では、JA全中の石堂真弘常務理事が開会のあいさつを行い、「皆さんの取り組みは、地域にとっても頼もしいことだ。若い世代が互いに研鑽し、地域のリーダーとなって活躍してほしい」と激励した。来賓で出席した農水省経営局就農・女性課の松本真歩経営専門官は、「3年間の活動で一生懸命取り組んだこのプロジェクトの課題について、これで終わりとするのではなく、チームとしての姿勢など卒業後も持ち続けてほしい。農水省としても、みなさんが卒業後も農業の世界に入ってほしいという願いを持っている」など期待を込めた。
 その後、第3回の認定グループとして15高校のグループの認定式を行うとともに、第1回認定グループの表彰式をおこなった。受賞者たちは、口々に学校内外の地域の人たちに支えられたことへの感謝の言葉を述べた。審査講評で、尾木直樹審査委員長は、大賞を選ぶのに苦労したことと、「各グループのプレゼンテーションが自信たっぷりで、3年間打ち込んできた思いがこもっていて、涙が流れるほど感動した」などと語った。
 この取り組みには「学びの本質である『地域が子どもを育てる』ということの典型をみなさんが示してくれた。ぜひテレビで全国に伝えてもらいたかった。大賞を受賞した鹿沼南高校のように、3年間の成果が来年3月に商品化されるというものもある。いろんな人の努力、支え合って生きていく、それを見せてくれた。ここに希望がある」と"尾木ママ"の独特の口調で会場を笑いで沸かせながら、本質を突いた講評を行った。大賞、准大賞以外の受賞高校と取り組みタイトル、および第3回認定グループの所属高校は次のとおり。
 ▽奨励賞=宮城県農業高「名取に咲かせ日本酒の華〜環境に配慮した未来創造型農業への挑戦〜」、山形県立置賜農業高「豆ガールズプロジェクト...豆育豆活で地域活性化」、神奈川県立中央農業高=「地域資源を活用したブランド豚肉の開発・普及」、鹿児島県立市来農芸高=「ツバキプロジェクト 家畜にも人にも優しい畜舎のあり方を考えて」
 ▽第3回認定グループの所属高校=北海道名寄産業高、北海道岩見沢農業高、山形県立上山明新館高、群馬県立利根実業高、山梨県立農林高、愛知県立佐屋高、岐阜県立岐阜農林高、岐阜県立大垣養老高、滋賀県立湖南農業高、大阪府立園芸高
、広島県立西条農業高、愛媛県立西条農業高、島根県立出雲農林高、宮崎県立高鍋農業高、霧島市立国分中央高。 

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準大賞を受賞した広島県立世羅高校のチーム(左)と準大賞を受賞した山口県立田布施農工高校のチーム(右)


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尾木直樹氏による審査講評を聞く高校生

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