台風14号襲来に備えを JA全農いばらき2020年10月7日
JA全農いばらきは10月6日、台風14号襲来の備えと通過後の被害軽減対策に関する営農ニュースを発信した。

現時点で予想進路は不確定だが、県内でも8日ごろから大雨が予想され、関東に接近した場合は10~11日にかけて大雨や強風の荒れた空模様になりそうだ。JA全農いばらきは事前に被害を軽減するための対策を講じるだけでなく、台風通過後も状況に応じた対策を実施するよう呼びかけている。
JA全農が示した対策は(1)排水の悪いほ場や施設では、周囲やほ場内に明渠をつくり、排水用ポンプなどを用意する、(2)パイプハウスなどの施設は、ハウスバンドや被覆資材の取り付け金具などを点検し強風に備える、(3)果樹園なども支柱やネットの強度を確認し、弱い部分を補強する――など。
仮に被害を受けた場合は次のような対策をと呼び掛けている。(1)水田や露地ほ場、または施設内が浸水および冠水した場合は速やかに排水の実施、(2)作物に付着した泥はできるだけ落とし、損傷した茎葉は可能な限り取り除く、(3)果樹は樹体損傷の程度に応じて修復や被害果の摘除、損傷部への塗布剤による保護、(4)土壌の乾きや作物の草勢を観察しつつ、液肥の葉面塗布や追肥後に中耕、培土などを行い、生育の回復を図る、(5)露地野菜などが風雨にたたかれると病害発生の原因になるため、状況に応じた殺菌剤による防除の実施――などとしている。
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