新たな活動指針を提起 Withコロナ時代に対応 JA全国女性協が交流集会2020年10月28日
JA全国女性組織協議会は10月27日、オンラインで第24回フレッシュミズ全国交流集会を開いた。テーマは「子どもたちに『食』と『農』の価値を伝えよう!フレッシュミズだからできること~」。全国の会員のほか、中央会、JAの事務局職員など約130人が〝参加〟。作文コンクールや事例紹介、活動報告のほか、Withコロナ時代に対応した女性組織の新たな活動指針を提起した。
交流集会は、全国域の交流で仲間づくりを進め、情報交換や相互の交流を深めることで、将来の女性組織を担うリーダーを育成することを目的とする。「フレミズ活動〝私の一歩〟」主な内容は、作文コンクール最優秀賞、優秀賞受賞者の発表、フレッシュミズ組織活動活性化についての協議・学習についてなど。
実行委員のJAいずみの(大阪府)の小西恵美子さんが、交流集会を「コロナウイルスで溜まったストレスを、交流によって解消し、地域で頑張れる明日の糧(かて)にしよう」と呼び掛けた。またJA全中の肱岡弘典常務は、コロナ禍によって地方の価値が見直されていることに触れ、「農村にこそ本物の価値がある」と励ました。
作文コンクールでは、最優秀賞の長野県JAみなみ信州女性部高森支部フレッシュミズの佐々木貴子さん、優秀賞の山形県JAさがえ西村山女性部の国重妙子さん、同じく優秀賞の宮崎県JA宮崎中央女性部フレッシュミズの児玉亜沙美さんがそれぞれ発表した。
また、「Withコロナ時代における新たなJA女性組織の活動指針」では、新型コロナウイルスに対する感染防止活動や、いま実質的にストップしている活動を再起動するため、インターネット、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの活用を挙げている。
提案の中では、在宅による「家中(いえなか)活動に挑戦しているJAしが女性協議会、SNSで情報発信しているJA長野県女性協議会どの、オンライン教室を開いているJAあいち海部などの事例を紹介した。提案説明したJA全国女性協の加藤和奈会長は「Withコロナの時代でも、できることから活動に取り組み、一歩ずつ着実に前進し、JA女性組織を活性化させよう」と呼び掛けた。
重要な記事
最新の記事
-
農業構造転換へ 自民の推進委が初会合2025年9月10日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農いわてが追加払い 「市場過熱で苦渋の選択」2025年9月10日
-
「まっしぐら」3万円に 全農あおもりが概算金引き上げ 集荷競争に対応2025年9月10日
-
科学捜査研究所を捜査せよ【小松泰信・地方の眼力】2025年9月10日
-
【JA人事】JA江刺(岩手県)小川節男組合長を再任(6月25日)2025年9月10日
-
岐阜県「ひるがの高原だいこんフェア」みのるダイニング名古屋店で開催 JA全農2025年9月10日
-
愛知県産いちじく・大葉使用 学生考案の地産地消メニュー 16日から販売 JA全農2025年9月10日
-
みのりカフェ・みのる食堂三越銀座店15周年記念 国産黒毛和牛の特別メニュー提供 JA全農2025年9月10日
-
「九州銘柄茶フェア」直営飲食6店舗で10月5日まで開催中 JA全農2025年9月10日
-
乃木坂46が伝える国産食材の魅力 7週連続、毎週水曜日に動画を配信 JA全中2025年9月10日
-
本日10日は魚の日「長崎県産からすみ」など130商品を特別価格で販売 JAタウン2025年9月10日
-
バイオスティミュラントに関する自主基準を策定 日本バイオスティミュラント協議会2025年9月10日
-
長野県産希少種ぶどう「クイーンルージュ」の秋パフェ登場 銀座コージーコーナー2025年9月10日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」「くるるの杜」で 北海道の食を堪能 JAタウン2025年9月10日
-
JAわかやまAコープとエコストア協働宣言「水平リサイクル」協働を強化 エフピコ2025年9月10日
-
「野菜ソムリエサミット」9月度「青果部門」最高金賞1品など発表 日本野菜ソムリエ協会2025年9月10日
-
日本農福連携協会とスポンサー契約を締結 農業総合研究所2025年9月10日
-
鳥インフル 米ジョージア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月10日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月10日
-
初の海外拠点 アイルランド・ダブリンに設立 NEXTAGE2025年9月10日