大会決議実践へ特別決議 JA全中臨時総会2022年3月10日
JA全中は3月9日の臨時総会で第29回JA全国大会決議の実践に関する特別決議を採択した。
JAグループは、第27回大会以降、「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」を基本目標に掲げ、創意工夫ある取り組みを実践し、この積み重ねによって、平成28年施行の改正農協法付則で准組合員問題を検討するとしていた5年後見直し条項について、決議では「各JAが組合員との対話を通じた自己改革実践サイクルを構築し自主的な取り組みを継続することで、結論を得た」とした。
一方で、人口減少や担い手・農地の減少など引き続き多くの課題が残されており、第29回JA全国大会では「持続可能な農業の実現」、「豊かでくらしやすい地域共生社会の実現」、「協同組合としての役割発揮」を10年後の「めざす姿」として、その実現に向け「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」を決議した。
特別決議では「JA大会決議によって、私たちは実践の新たなステージに立った」として、不断の自己改革によるさらなる進化を通じて、食と農を基軸として地域に根差した協同組合であり続けるため、大会決議の実践に全力で取り組むとした。
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