能登半島地震支援で海藻栽培の取り組み開始 シーベジタブルと連携 グリーンコープ共同体2026年4月7日
グリーンコープ共同体は、合同会社シーベジタブル、能登町で定置網漁を行っている有限会社日の出大敷と協業し、能登半島で海藻栽培に取り組む。新しい産業を立ち上げることで雇用を生み出し、能登半島地震で被害を受けた地域の活性化とブルーカーボン生態系保護につなげる。
アカモクの生育状況を確認している様子
グリーンコープは、能登半島地震の災害支援に発災直後から継続して取り組んできた。移動販売や居場所づくりの支援、グリーンコープのカタログや店舗で特産品を取り扱うなど、現地の人々とつながりを大切にしながら支援を行っているが、現地では人口流出が続いており、復興への深刻な課題となっている。
そこで今回、シーベジタブルと連携し、海藻栽培を行うことで新たな産業を立ち上げ、雇用の創出を目指す。シーベジタブルとはカーボンニュートラルの取り組みで出会い、すじ青のりの販売を行うなど連携を深めてきた。
陸上養殖の様子(シーベジタブルHPから引用)
海藻栽培には、地元の漁業者の協力が欠かせないため、シーベジタブル、能登町で定置網漁を行っている日の出大敷、グリーンコープの三者で進めていく。シーベジタブルはすでに能登半島周辺の海中を調査し、試験栽培に適した場所と海藻の選定を始めている。
ブルーカーボンは、沿岸・海洋生態系が光合成によりCO2を取り込み、その後に海底や深海に蓄積される炭素のこと。吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まっている。
グリーンコープはカーボンニュートラルの一環として、ブルーカーボン生態系の多面的価値を有効利用するため、藻場の再生や保護活動に取り組み、気候変動の緩和の実現を目指してきた。具体的には、マングローブの植林や海草を食害するアイゴの商品化などを実現。今回の海藻栽培が実現すれば、能登の復興支援に加え、海の環境を豊かにし、ブルーカーボン生態系を守り、カーボンニュートラルにもつながると考えている。
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