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園芸用ピートモス代替 製造残渣を活用した用土用資材「Teamoss」開発 サントリー2026年4月7日

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サントリーホールディングスとサントリーフラワーズは、サントリーグループの清涼飲料工場から発生する製造残渣を活用し、園芸分野で広く使われているピートモスの代替となる用土用資材「Teamoss(ティーモス)」を開発。環境負荷低減と資源循環の両立を実現したアップサイクル型の園芸用資材として、特許を出願している。

従来のピートモス使用のサフィニア苗(左)とTeamoss使用のサフィニア苗従来のピートモス使用のサフィニア苗(左)とTeamoss使用のサフィニア苗

ピートモスは、コケ類などの植物が長期間にわたり堆積・腐植化した泥炭を乾燥させた資材で、高い保水性・保肥性を有することから、園芸分野の用土用資材として広く使われている。

一方で、その採取・採掘は、土壌中に固定されていた二酸化炭素の放出や湿地環境の破壊につながるとされ、環境負荷低減の観点から課題が指摘。欧州を中心に採掘や販売に対する規制が進む中、ピートモスに代わる資材の開発も求められている。

国内で年間に排出される産業廃棄物のうち、食品ロスや農業等に由来する廃棄物は約5分の1を占めるとされる。これらの多くは焼却や埋立処理されており、環境負荷低減や資源循環の観点から課題となっている。

サントリーグループは、これまでも製造残渣は飼料や肥料として活用し、100%再資源化を行ってきたが、製造工程で発生する残渣の一層の有効活用を重要なテーマと位置づけ、アップサイクルを通じた循環型社会の実現に向けた取り組みを進めている。

今回の取り組みでサントリーグループは、清涼飲料工場から発生する緑茶粕を主原料とし、木くずなどの副資材を組み合わせた独自製法(特許出願済み)により、用土用資材としてピートモスの代替が可能な新たな資材の開発に成功。「Teamoss」は、サントリーが掲げる持続可能な農業および土壌改善の方針に基づき、サントリーフラワーズが企画・開発を担っている。

サントリーフラワーズが花苗・野菜苗を用いて実施した実証実験では、同一条の件下において、「Teamoss」を使った苗が、従来のピートモスを使用した場合と比較して、同等またはそれ以上の生育を示すことを確認。これらの結果から、「Teamoss」は環境負荷低減に寄与するとともに、園芸用途における実用性および生産性の面で、ピートモスの代替資材として有効であることを確認した。また、製造残渣を活用し、かつ国内で原料調達が可能であることから、コスト面においても十分な競争力を有する製品になると期待される。

今後は、量産化に向けた製造体制構築や、より幅広い花苗・野菜苗を対象とする栽培試験を進め、2027年には国内での本格的な製造・販売を予定。また、緑茶粕に限らず、サントリーグループのサプライチェーン全体で発生する他の製造残渣についても、「Teamoss」の原料として活用できるか検証する。

さらに、ピートモスに代わる持続可能な園芸資材への需要は今後も拡大すると見込んでおり、各国での環境規制強化や脱炭素の流れを背景に、海外展開も視野に入れて検討を進める。

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