パンコンチネンタルカーリング選手権開幕 カナダで戦う日本代表を食事でサポート JA全農2023年10月30日
JA全農は、カナダ・ケロウナで10月29日~11月4日の期間で開催中の「パンコンチネンタルカーリング選手権大会2023」に出場しているカーリング男女の日本代表チームの食生活を現地でサポート。26日に開かれた激励会では現地のレストランで日本産米や和牛を使った「和食」を提供した。
試合前にカナダの現地で和食を楽しむカーリング男子日本代表チーム
JA全農は日本代表選手が海外遠征する際、現地の慣れない食事や環境、衛生面で苦労している実情を受け、2019年度から、全農の海外ネットワークを活用し現地での食事サポートを本格的に開始。カーリング日本代表や卓球日本代表選手をサポートしてきた。近年は新型コロナウイルスの影響により現地での食事サポートが難しくなっていたが、今回約4年ぶりに現地でのサポートを実施している。
現地時間10月26日には、日本人がオーナーシェフを務める現地ケロウナのレストラン「SOY Asian Fusion Restaurant」で激励会を開催。全農のグループ会社であるJA全農インターナショナルが輸出した日本産の精米で岩手県産「銀河のしずく」や宮崎県産の和牛を使った和食を提供した。日本カーリング協会と連携し開かれた激励会には男子日本代表チームのメンバーが参加。和牛ステーキやみそ汁、ビュッフェ形式で選べるメイン料理やフルーツなどでもてなした。
男子日本代表チームでサードを務める山口剛史選手は「久しぶりの和食でエネルギーを補充できたので、明日から全力で頑張りたい」と大会に向けての意気込みを語った。男子日本代表チームは9月からカナダで本大会に向けた調整を行っており、久しぶりに食べる和食に選手もリラックスした表情で食事を楽しみ、大会を前にエネルギーを充填した。
また現地時間10月27日には、記者会見の後に贈呈式を行い、全農の広報・調査部の山口文経次長から「ニッポンの食」を贈呈。選手が、海外でも普段通りのパフォーマンスができるよう、選手の希望をもとに商品を提供した。提供した「ニッポンの食」は、全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」の掲載商品や、全農グループの取扱い商品を中心とした精米や玄米、ご飯のおとも・フリーズドライのみそ汁・日本茶など。
「ニッポンの食」の贈呈式
食材を受け取った男子日本代表チームの栁澤李空選手は「海外で日本食を食べることができるありがたさを感じながら感謝の気持ちをもってしっかりプレーしていきたい」とコメント。また、女子日本代表チームの吉田知那美選手は「日本代表としてこれまでたくさんの試合を戦ってきた中で、わたしたちのチーム史上最高の、日本のカーリング史上最高の歴史はいつも全農さんのサポートとともに達成してきた。今大会もこのサポートをパフォーマンスに活かせるようにおいしく食べて元気に勝ってきたい」と話した。
JA全農は商品の提供に加え、10月28日の公式練習日から大会最終日の11月4日まで、日本産米を使用した補食用のおむすび・おにぎりの提供している。
重要な記事
最新の記事
-
【26年度畜酪決着の舞台裏】加工補給金上げ12円台 新酪肉近で全畜種配慮2025年12月22日 -
配合飼料供給価格 トン当たり約4200円値上げ 2026年1~3月期 JA全農2025年12月22日 -
鳥インフルエンザ 岡山県で国内8例目2025年12月22日 -
【今川直人・農協の核心】農協の農業経営をめぐる環境変化(3)2025年12月22日 -
日本産米・米加工品の輸出拡大へ 意見交換会「GOHANプロジェクト」設置 農水省2025年12月22日 -
令和7年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年12月22日 -
「JA全農チビリンピック2025」小学生カーリング日本一は「軽井沢ジュニア」2025年12月22日 -
農政無策【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月22日 -
【人事異動】ヤマタネ(2026年1月1日付)2025年12月22日 -
国産食肉シンポジウム「国産食肉が食卓に届くために」開催 日本食肉消費総合センター2025年12月22日 -
岡山県鏡野町と「災害時における無人航空機による活動支援に関する協定」締結 福田農機2025年12月22日 -
「英国The Leafies 2025」粉末緑茶「あらびき茶」が金賞受賞 鹿児島堀口製茶2025年12月22日 -
「かごしまスマートファーマー育成セミナー」令和7年度の受講生募集 鹿児島県2025年12月22日 -
日本トリム 農業用電解水素水整水器を活用 いちご「肥後こまち」販売開始2025年12月22日 -
宅配インフラ活用 地域を見守り子育て応援 九十九里町と連携協定 パルシステム千葉2025年12月22日 -
大分県大分市佐賀関大規模火災お見舞い金100万円を拠出 コープデリ2025年12月22日 -
新春は「いちごと洋梨のケーキ」丹頂鶴をフルーツで表現 カフェコムサ2025年12月22日 -
障害者雇用支援のエスプールと持続可能な農業モデル構築へ概念実証を開始 食べチョク2025年12月22日 -
滋賀県日野町と農業連携協定 生産地と消費地の新たな連携創出へ 大阪府泉大津市2025年12月22日 -
ブラジルCOP30から世界の気候危機を知る 現地イベント報告 パルシステム連合会2025年12月22日


































