茨城の深作農園「日本さつまいもサミット」殿堂入り農家第1号に認定2025年5月15日
農業法人深作農園(茨城県鉾田市)は、2月23日に開かれた日本最大級のサツマイモ品評会「さつまいも博2025」で、日本さつまいもサミット殿堂入り農家第1号に認定。これにともない同社の深作勝己社長は4月25日、茨城県の大井川和彦知事を表敬訪問し、同認定について報告した。
「日本さつまいもサミット殿堂入り」の認定報告で深作社長(左)が茨城県知事を表敬訪問
「さつまいも博」は、全国から優れたサツマイモ生産者を見いだし、広く社会に農業への関心を醸成していくため、さいたまスーパーアリーナけやきひろばで毎年開催。サツマイモの品種ごとの日本一と生産農家日本一としての品評会を2020年に始まり、今年までに6回の開催で、深作農園はサツマイモ品種日本一を決める「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」のべにはるか部門(2019~2020)、生産農家日本一を決める「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」を2回(2019~2020、2021~2022)の合わせて3回受賞している。
日本さつまいもサミット殿堂入り第1号認定書
今大会では、過去複数回・多方面にわたる受賞歴に加え、「さつまいも博」への貢献、さつまいも生産に留まらない多角的な事業展開により生産農家の先駆者となっている姿勢が評価され、「日本さつまいもサミット殿堂入り(第1号)」として認定された。
深作農園が70年以上さつまいもを作り続けている茨城県鉾田市は、海風が運ぶミネラルに恵まれた肥沃な土地で、さつまいも生産量日本一を誇る。大井川県知事への認定報告では、さつまいもの一大生産地である鉾田市でのさつまいも生産や、農業と未来について活発に意見交換を交わした。
同社は今後、茨城県のさつまいもの良さを広く全国に届けることを使命に、生産・加工・販売の一貫体制をより強化し、今後も品質向上を図る。
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