JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
スタートアップとの共創を目的にJAグループ全国組織8団体が設立したAgVenture Lab(あぐラボ)は4月1日、起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期の募集を開始した。
公募の対象は、起業に興味がある、もしくは1年以内に起業を目指す学生・社会人や、起業間もないスタートアップ企業。アイデアレベルの段階から成長(GROW)し、起業という花を咲かせる(BLOOM)ことができるよう、会社設立・資金調達までをトータルサポートして、新たな起業家を育成する。
あぐラボは、これまで「JAアクセラレータープログラム」や学生ビジネスプランコンテスト「JUMP」を通じて、スタートアップやこれから起業を目指す学生らをサポートしてきたが、JUMPに参加した学生のネクストステップとしては、ハイレベルのJAアクセラレータープログラムはマッチしにくいという指摘があった。そこで、あぐラボでは学生・社会人を対象とした「GROW&BLOOM」により、これまで対応が不足していた分野を充実。「GROW&BLOOM」、「JUMP」、「JAアクセラレータープログラム」の3つを通じて、シームレスのサポート体制を構築する。
◎「GROW & BLOOM」特徴・メリット
(1)JAグループがもつ「食」「農」「くらし」を中心とした第一次産業領域のネットワーク活用
JAグループが長年にわたり築いてきた第一次産業分野のリレーション・ネットワークを活かし、幅広いサポートを提供。現場を深く理解するJA職員との交流を通じて、実践的なアドバイスを受けたり、ビジネスアイデアに対する現場視点でのフィードバックやディスカッションを行ったりできる。食や農業だけでなく、介護、金融、サステナビリティといった分野でも同様のサポートを提供。
(2)JAアクセラレータープログラムや出資検討への挑戦
同プログラムを卒業後は、あぐラボが提供する「JAアクセラレータープログラム」など各種のスタートアップ支援プログラムに挑戦する機会を用意。さらに、あぐラボからの出資が検討される可能性もある。
(3)新規事業創出のプロが事業検討を伴走
第一次産業に関連した新規事業創出をすでに支援しているあぐラボメンバーや、実績豊富な講師陣が、ビジネスアイデアの事業化に向けた検討やメンタリングを行う。
(4)起業家ネットワーク
過去のJAアクセラレータープログラムに採択されたスタートアップや、「GROW&BLOOM」第1期の修了者など、最前線で活躍する起業家と交流する機会がある。同じく起業を目指す仲間と、毎週のプログラムを通じてネットワークを築くこともできる。
(5)起業に向けたトータルサポート
ファイナンスやマーケティング、法人設立までの流れについて、プロフェッショナルによる講義を受けられる。MVPの検証や起業後のサポートなども含め、トータルで支援する。
(6)初心者も安心
起業や事業化のノウハウを講師やメンバーから学べるため、最初の一歩を容易に踏み出せる。プログラムの時間割は平日夜(毎週)、土曜半日(隔週)で、学業・本業と並行して受講することも可能。
◎スケジュール
エントリー受付:4月1日~5月6日
公募説明会(ハイブリッド):4月11日
書類・面談選考:5月7日~5月31日
プログラムキックオフ:6月21日
DEMO DAY(成果発表会):GROW 9月20日、BLOOM 11月29日
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日