山形県さくらんぼハウス栽培研究会が研修会を開催 山形県さくらんぼハウス栽培研究会2025年5月2日
山形県さくらんぼハウス栽培研究会(事務局=JA全農山形)は4月18日、5月中下旬の出荷最盛期を前に、寒河江市にある山形県農業総合研究センター園芸農業研究所で研修会を開いた。
研修会の様子
同研究会の会員、県内JA担当者、山形県担当者の他、東京の青果市場担当者など約60人が参加した。はじめに、出荷状況や販売情勢についてJA全農山形と東京青果果実第三事業部の鈴木聡課長が報告した。山形県からは、今後の栽培管理のポイントとして、葉摘みなど基本的な栽培管理の徹底と、換気や散水・潅水などの高温対策の説明と適期収穫、厳選出荷を呼びかけた。その後、動画や写真を用いて、県内各JAの園地状況を紹介し、管理で工夫している点や注意点などを共有した。
今年は1~2月の気温は概ね平年並みとなったが、燃油高騰の影響で加温を控える方や温度をやや低めに設定した生産者が多かったことなどが影響し、前年同時期と比べて出荷量は少ない状況で推移しており、単価は前年度を約1割上回っている。研究会の須藤一元会長は「日本一の栽培地である誇りを胸に、より一層の栽培管理の徹底と技術研さんをはかり、高品質、安定出荷を継続していきたい」と力を込めた。
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