日本農業賞 集団の部大賞 飛騨蔬菜出荷組合 倉吉西瓜生産部会 吉備路もも出荷組合2026年1月27日
JA全中は1月26日、第55回日本農業賞の審査結果を発表した。表彰式は3月7日に東京・NHKホールで開かれる。
昨年の様子
今回の応募件数は個別経営の部で94件、集団組織の部で92件。現地調査を含めて審査を行い、1月に最終審査を行った。
【個別経営の部・大賞】
◯農事組合法人濁川生産組合 代表理事 田村雄太郎氏
加入JA:JA新潟市
主要作目:水稲、トマト、チンゲン菜
経営理念は地域農業の担い手たること、働きがいのある企業としこれを実践している。離農水田の受託で地区内の耕作放棄を防止と、生産性の高い稲作と閑散期の園芸栽培、餅販売による経営を複合化。水稲では84haを作付け。規模拡大に対応して若い世代や女性労働を中心に積極的に雇用を増やし雇用貢献につなげている。
◯株式会社農園たや 代表取締役 田谷徹氏
加入JA:JA福井県
主要作目:ベビーリーフ
農業生産部ではベビーリーフを中心にズッキーニ、ルッコラなど18品目の野菜を生産している。技能実習生を多く受け入れていることもあり、農業情報のDX化を進めている。人材あっせん業を行うインドネシア事業部では経済格差を利した従来の派遣ではなく、学びの場の提供という視点で帰国後の成功をベースに考えられており、日本とインドネシアとの架け橋役となっている。
◯合同会社さかもと 代表社員 坂元修一郎氏
加入JA:JAそお鹿児島
主要作目:茶
「有機玉露」という珍しい種類の茶を主に生産しており、有機栽培茶生産量の内訳は玉露が7割、抹茶が3割。生産から販売まで一貫して自社で行う有機茶であること、一番茶のみ収穫販売して、以後の成長枝は刈り捨て圃場に還元するという品質へのこだわりにより、海外バイヤーが求めるストリー性に応え高品質・高単価を実現した。
【個別経営の部・特別賞】
◯有限会社岩崎ファーム 代表取締役 岩﨑泰樹氏
加入JA:JAよこすか葉山
主要作目:春の七草、枝豆、キャベツ、サツマイモ、トウモロコシ。
多様な作目の生産、販売、加工からなる複合経営。意欲的に生産拡大を行っており2021年には千葉県富津市でもサツマイモの栽培を始めた。県内外あわせて935a。農園カフェ直売所、ブルーベリー狩り農園を開設し、スイーツの加工販売も始めた。雇用は常時雇用を15人。
【個別経営の部 優秀賞】
◯株式会社国太郎 代表取締役社長 宮田裕行氏加入JA:JA佐波伊勢崎
主要作目:小松菜
◯有限会社河内農村振興公社 代表取締役 谷口清次氏、取締役 谷口喜三雄氏
加入JA:JA白山
主要作目:水稲、大豆、加工品、飲食
◯株式会社大和園 代表取締役 奥中直樹氏
加入JA:JAならけん主要作目:茶
◯前川耕市氏
加入JA:JAながさき西海
主要作目:いちご、アスパラガス、ぶどう、水稲
【集団組織の部・大賞】
◯飛騨蔬菜出荷組合
加入JA:JAひだ
主要作目:ほうれんそう、トマト、特産野菜
飛騨市、高山市、下呂市をエリアとし、総農家戸数761戸、栽培面積328ha年間出荷量2万t超を誇る飛騨地域最大規模の産地組織。4つの専門部会と7地域支部からなり「飛騨はひとつ」を合言葉に組織に一体感があり、飛騨ブランドでの生産・出荷を展開している。大半が60歳以下という若い役員構成が組織の活力源となっている。
◯倉吉西瓜生産部会
加入JA:JA鳥取中央主要作目:スイカ
産地振興に向けて新規就農者の確保と定着に力を注いでいる。就農までの流れや就農後の経営モデルに関する就農相談会の実施や、「産地の顔がみえる」産地提案書の作成、公開を行っているほか、ICTを活用し熟練生産者の栽培ノウハウを新規就農者と共有している。2018年から24年まで40人が新規就農し、定着率は100%。
◯吉備路もも出荷組合
加入JA:JA晴れの国岡山
主要作目:桃
桃生産農家95戸の出荷組合。高齢化で生産者確保が課題で2007年の発足以来21人の新規就農者を確保した。役員に新規就農者が多く、8割が若手組合員、2割を占める女性組合員も活躍している。組合活動の柱は長期出荷が可能な有望晩成品種の導入と販売力の強化に向けた空路利用による首都圏の出荷など。
【集団組織の部・特別賞】
◯中野市農協きのこ部会加入JA:JA中野市
主要作目:エノキタケ、ブナシメジ
組織は93戸からなる。2003年以降の停滞期に種菌製造期間の短縮と大幅な収量向上や栽培日数の短縮が期待できる液体種菌システムを導入し、新品種も開発して業績を回復した。海外市場も開拓し輸出も行っている。
【集団組織の部・優秀賞】
◯南アルプス市農業協同組合果実部会柿専門委員会
加入JA:JA南アルプス市
主要作目:柿
◯松尾坊ちゃん倶楽部
加入JA:JAおちいまばり
主要作目:柑橘
【特別部門 食の未来賞 大賞】
◯中森農産株式会社 代表取締役 中森剛志
主要作目:米
食料安全保障の実現を企業理念に米の価格高騰、高齢化による担い手不足などの状況のなかで、担い手のいない農地を引き受け若い担い手を所長として送り込み、地域の農業、農地を継承している。
【特別部門 食の未来賞 特別賞】
◯株式会社加藤商事 代表取締役 加藤貴也
主要作目
合鴨
合鴨を育てる飼料は地元の籾殻付きの飼料用米をベースに牡蠣殻や黒麹などを加えて腸内環境を整えて肉質の向上を図っている。安心で高品質なかも肉を生産することで8割が外国産である現状を打破しようとしている。
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