JAの活動:ヒント&ピント ~JAの広報誌から~
【ヒント&ピント】伝えよう!JAの自己改革82019年3月19日
JA改革が大詰めに入り、さすがに各JA広報誌も、「自己改革」の取り組みを紹介するJAが増えているが、この時期、改革の基本である組合員の声を聞き、それへの回答を掲載するところが多い。これから、全組合員のアンケート調査を通じてさまざまな意見があがってくる。すべてオープンにして、組合員の議論を起こしたい。
「徹底した話し合い」から
◆厳しい注文も
JAいわて平泉の「KOSHERU」
地区運営委員会で出た意見や注文を集約して紹介している。営農経済センターごとに開き、平成30年の事業報告、31年度事業計画のほか、自己改革の進捗状況、支店再編に伴う遊休施設の対応等で協議した。JAは支店を「統廃合して数字をつくるだけではなく、未来を見据えた取り組みを行ってほしい」などの厳しい意見もある。3月には管内23会場で春期組合員座談会を開いた。この内容も知りたい。
◆みんなの声を
JAあいち豊田の「グリーンボイス」
「組合員のみなさんに聞きました『実感してますか私たちの自己改革』」のタイトルが引きつける。JAが取り組んできた「自己改革」の感想を聞いている。改革の内容を写真で紹介し、5ページにわたり、10人(夫婦を含む)が登場。「農薬価格が下がってうれしい」「リースハウスで夢が広がる」など、見出しだけで内容が分かる紙面になっている。この手法は学びたい。
◆女性の意見も
JA紀南の「Kinan」
「自己改革」の特集で、管内3ブロックで開いているJA紀南女性会とJA役職員の対話集会の内容を丁寧に紹介している。いずれも組合長をはじめ常勤役員が出席。各会場ともJA自己改革から県1JA、准組合員問題、Aコープの運営まで幅広い意見を掲載している。この手の記事は、文字ばかりで読みにくくなりがちだが、写真をうまく配置し、とっつきやすい紙面になっている。
本シリーズの記事一覧は下記リンクよりご覧下さい。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































