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JAの活動:今さら聞けない営農情報

【今さら聞けない営農情報】第31回 農薬の安全性4 毒性とは2019年12月13日

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 この世の中、農薬の安全性については様々な意見があり、実際に農薬は毒で危険なものと考えている方も多いようです。
 そもそも毒って何でしょう? 実は、全ての物質には毒があり、毒性はその毒の強さと量で決まるものです。

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 まず、身の回りのものと農薬との毒性を比較してみます。
 この表では、毒性の強さをLD50(半数致死量:この数値の量を与えられると半数が死亡する量、mg/kg)で示してあり、この数値が小さければ小さいほど毒性が強く、少ない量で影響を及ぼします。
 いかがですか、トップのフグ毒が危ないのはどなたでもわかると思いますが、いつもお世話になっている塩や砂糖にだって毒性があることがわかります。
 塩を例にとると、食塩のLD50値は3000mg(=3g)/kgですので、体重50kgの人であれば、3g×50=150gとなり、150gの食塩を一度に食べると半数の人が死ぬ計算になります。
 実際には、150gの食塩を一度に食することなど不可能ですが、人間が生きていくのに必須の食塩にも毒性があることを知っておいていただきたいのです。
 もっと、言うと身の回りの農産物や食品にも毒性があり、人間はそれらを害にならない量だけ上手に利用しているのです。表に例がある鎮痛薬のアスピリンだってLD50値で比較すると塩よりも3倍も毒性が強いですが、上手に適量を使えば薬になるのです。
 農薬も同様に、適量を使えば人間の健康に害することなく、農作物を病害虫雑草から守り、安全で新鮮な農産物を生産できるのです。


本シリーズの一覧は以下のリンクからご覧いただけます。
【今さら聞けない営農情報】

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