JAの活動:活動する青年部
【活動する青年部】誇り高き農業・漁業青年の情熱!2021年9月16日
予定では、今回はポリシーブックを活動計画に反映させ、課題を解決していく流れについて説明する予定でしたが、8月下旬に行った農業・漁業青年の交流の様子について報告します。
8月26日、JA全青協は漁業協同組合青年部の全国団体であるJF全国漁青連とWeb交流会を開催しました。JA全青協は以前よりJC(日本青年会議所)等と交流してきましたが、ここ数年は交流する機会が大幅に減少していました。コロナ禍の中で発足した昨年度執行部は、同じ第一次産業従事者の集まりであるJF全国漁青連と交流することとし、昨秋、初のWeb交流会を開催しました。この交流会が大いに盛り上がったことから、今年度も開催することとなったものです。
交流会では、両組織の取り組みについて紹介し合い、JA全青協からはJA全青協の活動内容や各ブロック・各都道府県の様々な取り組み、JA青年組織が取り組むポリシーブック等について紹介しました。
一方、JF全国漁青連からは、これまで魚食普及活動の一環として取り組んできた東京の小学校での出前授業がコロナ禍により行えなくなったことから、今年は新しい取り組みに挑戦するとして、オンラインによる出前授業を企画しているとの説明がありました。他にも、栄養士をめざす学生に魚を提供してレシピを開発してもらう等、魚食普及に向け活発に活動されているようです。
また、現役の若手漁業者の声を政策に反映すべく、6月には水産庁長官とのオンライン意見交換会を実施されており、コロナ禍においてもWeb等をうまく活用しながら活発に活動されていることがよくわかりました。
話が盛り上がったのが、食育活動についてです。JA青年組織では、JA女性組織等と連携しながら食農教育に取り組んでいるところが少なくありませんが、JF青年部でも食育活動に熱心に取り組んでいるとのこと。まずはお父さん・お母さんに魚食への理解を深めてもらい、その後、子どもにも魚好きになってもらうというのが狙いのようです。JA青年組織が取り組む食農教育にも通ずるところがありました。
今回は昨年度に引き続いての交流会となりましたが、今回も大盛況のうちに終えることができました。日本の食を支えているのは第1次産業従事者であるというプライドを持ち、同じように誇り高き青年の情熱を持つ者同士、今後も共に頑張りたいと思います。
全国農協青年組織協議会(JA全青協) 事務局長 臼井 稔
重要な記事
最新の記事
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(2)病理検査で家畜を守る 研究開発室 中村素直さん2025年9月17日
-
9月最需要期の生乳需給 北海道増産で混乱回避2025年9月17日
-
営農指導員 経営分析でスキルアップ JA上伊那【JA営農・経済フォーラム】(2)2025年9月17日
-
能登に一度は行きまっし 【小松泰信・地方の眼力】2025年9月17日
-
【石破首相退陣に思う】しがらみ断ち切るには野党と協力を 日本維新の会 池畑浩太朗衆議院議員2025年9月17日
-
米価 5kg4000円台に 13週ぶり2025年9月17日
-
飼料用米、WCS用稲、飼料作物の生産・利用に関するアンケート実施 農水省2025年9月17日
-
「第11回全国小学生一輪車大会」に協賛「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年9月17日
-
みやぎの新米販売開始セレモニー プレゼントキャンペーンも実施 JA全農みやぎ2025年9月17日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」ダイニング札幌ステラプレイスで北海道産食材の料理を堪能 JAタウン2025年9月17日
-
JAグループ「実りの秋!国消国産 JA直売所キャンペーン2025」10月スタート2025年9月17日
-
【消費者の目・花ちゃん】スマホ置く余裕を2025年9月17日
-
日越農業協力対話官民フォーラムに参加 農業環境研究所と覚書を締結 Green Carbon2025年9月17日
-
安全性検査クリアの農業機械 1機種8型式を公表 農研機構2025年9月17日
-
生乳によるまろやかな味わい「農協 生乳たっぷり」コーヒーミルクといちごミルク新発売 協同乳業2025年9月17日
-
【役員人事】マルトモ(10月1日付)2025年9月17日
-
無人自動運転コンバイン、農業食料工学会「開発特別賞」を受賞 クボタ2025年9月17日
-
厄介な雑草に対処 栽培アシストAIに「雑草画像診断」追加 AgriweB2025年9月17日
-
「果房 メロンとロマン」秋の新作パフェ&デリパフェが登場 青森県つがる市2025年9月17日