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JAの活動:第43回農協人文化賞

【第43回農協人文化賞】厚生福祉部門 岐阜県厚生農協連経営管理委員会会長 堀尾茂之氏 地域医療充実へ邁進2023年2月7日

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岐阜県厚生農業協同組合連合会経営管理委員会会長 堀尾茂之氏岐阜県厚生農業協同組合連合会
経営管理委員会会長
堀尾茂之氏

JA岐阜厚生連は、岐阜県の5医療圏(岐阜圏域・西濃圏域・中濃圏域・東濃圏域・飛騨圏域)に8病院と診療所・老人保健施設を運営しており、それぞれの病院が各地域の特性に応じた医療・福祉サービスを提供しています。許可病床数は、岐阜県の約12%を占め、県内で最も多くの病床数を有する組織であります。

私は、昭和44(1969)年に当時の岐阜県経済農業協同組合連合会(現全農岐阜県本部)に入会。平成12(2000)年には同会代表理事専務に就任、さらに平成13(2001)年には全国農業協同組合連合会岐阜県本部の初代岐阜県本部長に就任し、平成22(2010)年に退任するまでの間、県内の農畜産業の生産振興と販売力強化に努め、岐阜県JAグループの経済事業の発展に尽力しました。

その後、平成25(2013)年6月にいび川農業協同組合の代表理事組合長に就任し、7月には岐阜県厚生農業協同組合連合会経営管理委員会会長に就任しました。以来、人口減少による医療需要の減少、施設の耐震化、医師確保対策などの大きな課題に取り組んで参りました。とりわけ、国が推進する地域医療構想の実現に向けて、県内で率先して病床再編・病院統合を推進しました。

中濃厚生病院(496床)中濃厚生病院(496床)

中濃医療圏では、関市の中濃厚生病院(496床)の入院医療体制の充実とより高度で専門的な医療を提供するため、平成25(2013)年10月に増床整備工事に着工し、呼吸器病センター・消化器病センターの開設、内視鏡による検査・治療を強化した光学医療診療部と血液内科治療に必要なクリーンルームを整備しました。加えて、へき地医療を担う医師育成に係るメディカルトレーニングセンターの開設と健診センターの拡充を行いました。

岐阜医療圏では、山県市の岐北厚生病院(284床)の狭隘(きょうあい)化を解消し利用者の利便性や療養環境の向上を図ると共に、施設の耐震化など大規模災害に対応する体制を整備するため、平成30(2018)年12月に着工し、令和2(2020)年9月に、地下1階・地上5階建ての新築棟が完成しました。

西濃厚生病院(400床)(令和5年10月開院予定)

岐北厚生病院(284床)

飛騨医療圏では、平成31(2019)年1月より県・飛騨3市1村・本会・高山赤十字病院等が構成員となる「飛騨地域中核病院の今後の連携に係る検討会議」に参画し、中核病院の今後の在り方、慢性期医療体制、医師確保・養成の課題について協議を進めています。また、高山市の高山厚生病院(医療療養44床・介護療養56床)については、同市内にある久美愛厚生病院(300床)と病床再編を行うとして進めています。

14_厚生福祉部門_堀尾茂之JA岐阜厚生連会長【イメージ】03.jpg西濃厚生病院(400床)(令和5年10月開院予定)

西濃医療圏では、西濃地域の医療を継続的・安定的に提供していくために、揖斐川町の揖斐厚生病院(281床)と養老町の西美濃厚生病院(315床)を病床再編し、大野町内に新病院の西濃厚生病院(400床)を建築することを決定し、令和5(2023)年10月の開院に向けて事業を進めています。新病院は、急性期病床、回復期病床と西濃地域で初めての緩和ケア病床を整備し、救急医療、がん医療、へき地医療、災害医療などを担うと共に、新型コロナウイルス等の発生に備えた感染症医療にも対応して参ります。病床再編後の西美濃厚生病院は、回復期・慢性期機能の病床に介護医療院を併設した196床として運営します。また、揖斐厚生病院の跡地を有効活用し、地元行政と連携して在宅医療・介護の拠点となる施設の設置に向けて協議も進めており、揖斐地域の地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいます。

東濃医療圏では、本会・地元行政・県・関係組織等で、瑞浪市の東濃厚生病院(270床)と隣接する土岐市の土岐市立総合病院(350床)の1病院化に向けて協議を進め、令和2(2020)年4月1日より土岐市立総合病院を本会が運営する「指定管理者制度」へ移行しました。その後、両病院を1病院化するとして、土岐市内に新病院(400床)を建築することを決定しました。現在、令和7(2025)年度内の開院に向けて事業を進めています。

感染症医療の対応については、令和2(2020)年に県内で初めて新型コロナウイルスの新規感染者が確認されて以降、県からの要請にいち早く応え、感染症患者および感染症疑い患者の受け入れ体制を整備し、本会7病院(本会8病院の内7病院が県から重点医療機関の指定を受けている)で専用病床を230床(県全体の約26%)確保しました。

医療を取り巻く状況は、新型コロナウイルス感染症の今後の発生が不透明ななか、厳しい経営環境が続くものと予測されますが、地域の中核病院として、県、地元の行政に指導頂きながら、またJAと連携・協力頂きながら地域の医療提供体制の維持・充実に努めて参ります。

堀尾茂之氏【略歴】
ほりお・しげゆき 昭和22年1月生まれ。昭和41年3月岐阜県立岐阜農林高等学校卒業。昭和44年8月岐阜県経済農業協同組合連合会入会、平成12年6月同代表理事専務、平成13年4月全国農業協同組合連合会岐阜県本部県本部長、平成25年6月いび川農業協同組合代表理事組合長、全国農業協同組合連合会岐阜県本部運営委員、全国共済農業協同組合連合会岐阜県本部運営委員、同年7月岐阜県農業信用基金協会理事、岐阜県厚生農業協同組合連合会経営管理委員会会長、岐阜県農業協同組合中央会理事、平成26年7月全国厚生農業協同組合連合会経営管理委員、令和4年7月全国厚生農業協同組合連合会理事

【推薦の言葉】
医療や介護体制強化
堀尾氏は、平成25 年に岐阜県厚生農協連経営管理委員会会長に就任し、農業者を始めとする地域住民のため、県内8病院診療所を運営し、医療・介護の実現に向けて強力な指導力を発揮した。特に人口減少の激しい農山村という不利な条件の中で、関連大学医局と交渉して医師の確保に努め、また岐阜大学に寄付講座を開設し、研究・研修を通して医師の人材育成に努めた。
一方、国が進める地域医療構想の実現に向け、県内で率先して病床再編・病院統合に取り組み、医療体制の整備を進めた。さらにへき地診療所に医師派遣するなど、各病院が中核病院として、その地域の特性に応じた医療活動を積極的に行った。
現在5病院がへき地医療拠点病院の指定を受けている。さらに県内に7カ所の訪問看護ステーションを開設。入院から在宅への移行を円滑にするための訪問看護・訪問リハビリテーションなどの充実に努めた。

【谷口信和選考委員長の講評】
ほりお・しげゆき氏は2013年に現職に着任するとともに強力な指導力を発揮して、県内の病床数の12%を占める厚生連の5医療圏の8病院・診療所・老人保健施設などの充実に向けて病床再編・病院統合に邁進され、へき地医療の支援に取り組まれました。また、岐阜大学に寄付講座を開設して研究・研修を通じた医師の人材育成に取り組む中で、医師の確保に尽力され、地域医療の充実・強化に向けて多大の貢献をされました。

第43回農協人文化賞

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