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衆院選占う東京都議選――〈小池劇場〉に自公危機感 農政ジャーナリスト 伊本克宜【検証:菅政権20】2021年7月5日

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衆院選の前哨戦とされる4日投開票の東京都議選は、自民党が第一党を奪還したものの全く高揚感はない。「勝者はいない」と言った方がいい。異変は選挙最終盤に起きた。選挙の〈風〉は上空での乱気流。結局は〈小池劇場〉だったのか。

コロナ禍初の大型選挙

全議席数127。東京都議選が第二国政選挙とされる所以は、3年に一度の参議院選挙を上回る規模にある。1400万人都民の今後4年間の都政をどうするのか。それは日本の政治と経済をどうするのかとも二重映しになる。

過去の都議選と国政選挙の関連を見てみよう。

・1989年7月 土井マドンナブームで社会党躍進
・1993年6月 日本新党躍進で衆院選を経て細川非自民連立政権
・2009年7月 民主党が圧勝、翌8月衆院選でも308議席と圧勝
・2013年6月 自公82の圧勝、民主15壊滅的敗北
・2017年7月 初陣都民ファ45に対し自民過去最低 衆院選は自公圧勝
・2021年7月 自公過半数届かず。都民ファ31に踏みとどまる

いかに国政選挙と連動しているかが分かる。政治判断の振り子は右に左にと振れ。政権交代にもつながってきた。無党派層が多い都民の投票行動は、その後の国政選挙の〈風〉が読み取れる。唯一の例外年は2017年。都議選で都民ファ圧勝にもかかわらず、衆院選では民主党分裂を伴う小池百合子都知事率いる希望の党と立憲民主党の競合で、自公313議席を獲得した。

狭まる解散選択肢

今回の都議選の行方が、政局との絡みから早くから注目を集めたのは、衆院選との関連だ。衆院、都議選ダブル選挙の可能性があった。

事前の投票意向調査でも、4年前に一大ブームとなった都民ファーストの風は止み、自民復調の予測が広がっていた。都議選勝利は国政選挙と連動する。だが首相・菅義偉はダブル選を見送った。コロナ感染拡大が響いた。

結果は、五輪強行開催への不満という暴風雨を伴った〈コロナ逆風〉が自公を襲った。もしダブル選だったらと菅は肝を冷やしただろう。しかし、衆院解散時期の選択肢はさらに狭まった。

横綱・白鵬に似る自民第一党

自民党は辛くも第一党を奪還したが、関係者の笑顔は全くない。議席数は33と前回の25から増やしたとは言え過去2番目の低い数字に変わりはない。

4日の選挙速報を見ながら、同じ日に大相撲名古屋場所で辛うじて新小結・明生を破った横綱・白鵬の苦痛とも取れる表情とも重なった。同様に薄氷の勝利だ。

菅政権は国政選挙、地方選挙でも連敗が続く。都議選で「自公で過半数」とした目標勝利ライン64を、自民33、公明23の合計56と大きく割り込んだ。2017年の前回選挙は都民ファと公明が組んだ。今回は自公連携と国政と同じ構図で、自民は組織力を誇る公明の支援を受けたにもかかわらず過半数を獲得できなかった。これは、次期衆院選でも〈黄信号〉が灯ることを意味する。

選挙最終盤の異変

今回の選挙結果につながる予兆は、選挙最終盤に起きた。

自民倍増、都民ファ20台の当初予測が大きく覆る。当欄「検証 菅政権」は前回の7月2日付でその〈異変〉に触れた。「自民優勢に変わりはないが、再び都民ファ支持率が上がり、逆に自民は落ちている」と。問題はどの程度の変化なのか。

6月30日、通信社の政治部長との情報交換でも自民優勢、都民ファ劣勢だった。しかし、病気療養中の小池都知事への同情票が都民ファに集まるかもしれないとも聞いた。それで、再び都民ファ支持率アップと書き直した。その動き最終盤に一挙に広がったのだ。

融通無碍の小池スマイル

決定的だったのは、投開票直前の金曜と土曜日の小池の動きだ。息が苦しく酸素ボンベを携帯したと言うが、表舞台に立ち小池スマイルを振りまいた。都民ファの特別顧問を務める小池はマスコミに写真入りで載り、他党の党首演説よりもよほど影響力を与える。

マスコミ出身の小池らしい。7月2日金曜日、10日ぶりに登庁し会見し、「倒れても本望」と見出しになる言葉を付け加えることも忘れなかった。さらに選挙最終日の3日土曜日には、都民ファ激戦区で激励に駆けつけた。これで、いくつかの議席は自民から都民ファに移ったはずだ。結局、今回の都議選は〈小池劇場〉だったのかもしれない。

衆院選の足音が近づく。小池の国政への復活がささやかれる。小池とそりが合わない菅の疑心暗鬼はさらに深まるばかりだ。

野党共闘も成果

都議選で立憲民主が倍増の15議席を得た。共産党の「棲み分け」が功を奏した形だ。迫る衆院選での野党共闘の必要性を裏付けた。

しかし、一方で共産と他野党との基本政策が大きく違うもことも事実だ。野合批判をかわし、その「溝」をどう埋めるのか。野党第一党の立民の責任と判断が問われるのはこれからだ。

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