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【年頭あいさつ 2026】佐藤祐二 日産化学株式会社 取締役 専務執行役員2026年1月3日

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JAcomでは、新年にあたり農林水産大臣をはじめ、JAグループ全国組織や農業関連団体のトップによる年頭あいさつを順次掲載する。食料安全保障の確保や農業を取り巻く環境の変化など、重要な課題が山積する中で、2026年に向けた各団体の考えと決意を伝える。

日産化学 佐藤.jpg

佐藤祐二 日産化学株式会社 取締役 専務執行役員

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。本年も社内外の関係者の方々とともに新たな挑戦を重ね、より良い未来を築いていく一年としたいと存じます。

昨年は世界的な不確実性が続く中、食料やエネルギーの安定供給が改めて重要視されました。特に日本の農業は、気候変動や担い手不足、国際情勢の影響など、かつてない課題に直面しています。令和7年産の水稲の作況は全国で102と前年比微増で1等米比率もほぼ前年並みで、厳しい気候条件の下で得られた一定の成果であったと思います。

農業生産が様々な課題に直面している中で、食料・農業・農村基本計画が昨年策定され本格運用が始まりました。農薬製造企業の一員として食料の安定供給の確保の一翼を担い、農業の持続的発展に貢献できる活動を行っていく所存でございます。そのため、農薬の安定的供給の確保という点から防除ニーズに対応した農薬の登録・開発を推進して参ります。

 2024年にクロップライフジャパンと名称変更した業界団体の代表の一人としても食糧安全保障と持続可能な農業に貢献し、環境にやさしいイノベーションを推進して参ります。農薬の適正使用については、団体のビジョンリニューアルにも努めながら一般消費者の理解を深めることも含めた認知活動を強化していくことも今年一年の重要な課題です。

当社は新中期経営計画 VISTA2027のステージIIを昨年スタートさせました。研究開発を推進しながらこれまでの製品を中心とした新製品の開発や新規作用性の農薬開発などを加速させて参ります。昨今の気候温暖化に伴う病害虫・雑草の変化は顕著であり、農業生産に支障をきたさない生産管理の為にも有効で安全な新規農薬の開発はますます重要性を増しております。安全性の要求レベルが年々高まっている中での新薬開発は時間とコストがかかりますが、世界的な食糧需要増にこたえられる農業生産の一助となる新農薬は必要不可欠な資材であるという認識のもとに研究開発を継続して安心で安全な製品を生産者の皆様に使用していただけるよう努めて参ります。

これら一連の活動は製造業者だけでは到底できるものではなく、流通に関連する様々な団体・企業の皆様との二人三脚で進めて初めて成しえるものであり、指導行政機関の指導・協力を得ながら推進していく所存です。

最後に、本年も天候に恵まれ、農作物の豊穣と農業生産者の方々収益の更なる向上を祈念しつつ関係団体の方々の健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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