「守るべき国益を守る」 山田俊男氏が決意表明2013年3月8日
JA全中の萬歳章会長などJAグループ全国連の会長らが発起人となり3月7日、東京都内で「参議院議員 山田としお君を励ます会」が開かれた。JAグループ役職員を中心に全国から650人ほどが参加した。
山田俊男氏は、TPPについて「(自民党が政権公約で示した)6項目について、米国は到底受け入れないだろう。また、(7月の参議院)選挙に影響を及ぼすような政治判断は、当分はしないだろうと思っていた」として、2月の日米首脳会談後の共同声明の内容について「非常に驚いており、残念だ」と悔しさを滲ませた。
その上で、TPP交渉参加に対して積極的な姿勢を示している安倍晋三首相に対しては、「(TPP交渉参加の即時撤回を求める会で決議した)守るべき国益をしっかり守る、ということを総理に必ず約束させる。そして、6項目を掲げて選挙戦を勝ち抜いてきた自民党の議員らに対して、どういう考え方に立ち、どういう判断を下そうとしているのか、ということを必ず説明してもらう」ことを実現すると決意表明した。
発起人を代表してJA全中の萬歳章会長は、山田氏のこれまでの活動について「日本農業の発展に向けて、先頭に立って運動していただいた」と評価し、「7月以降も引き続き国政の場に立ち、活躍してもらいたい」として、全国のJAグループをあげて支援しようと呼びかけた。
自民党からは、林芳正農相をはじめ、大島理森衆議院議員、中曽根弘文参議院議員、森山裕衆議院議員、野村哲郎参議院議員らが駆け付け、山田氏の功績を讃えるとともに選挙での支援を訴えた。
(写真)
山田俊男氏(右から2人目)への支援を訴える発起人代表ら
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