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2013.02.07 
農協協会恒例の新年の集い 盛大に華やかに開催一覧へ

TPP反対運動正念場の年との決意新たに

 一般社団法人農協協会が毎年開催している「新年の集い」が今年も1月31日に東京・大手町で開催され、JAグループ役職員や同OB、農薬会社など農業生産資材関連企業関係者、研究者など250人が参加し盛大に開催された。
 また、これに先立って農協協会・農業協同組合研究会・新世紀JA研究会の共催による「新春特別講演会」も開催され、慶応義塾大学の上山信一総合政策学部教授が「地域の再生ヘむけて―成長から幸福度ヘの転換―」をテーマに講演を行った(講演内容の詳細はこちらhttp://www.jacom.or.jp/news/2013/02/news130220-19856.php)。

(鏡割りを行う来賓ら。(左から)高橋専務(農林中金)、島崎常務(JA共済連)、佐藤副会長(農協協会)、村上副会長(JA全中)、萬代福会長(JA全農))

(鏡割りを行う来賓ら。(左から)高橋専務(農林中金)、島崎常務(JA共済連)、佐藤副会長(農協協会)、村上副会長(JA全中)、萬代福会長(JA全農))

農協協会の佐藤喜作副会長◆勇気と自信と誇りをもって報道を

 「新年の集い」はまず農協協会の佐藤喜作副会長が主催者を代表して「21世紀の社会を牽引していくのは協同組合であり、それを実現するために協会としても最大限の努力をしていきたい」とあいさつした。
 次いで、来賓の村上光雄JA全中副会長が「今年は第26回全国大会決議の実践スタート年である。村上光雄JA全中副会長また、東日本大震災からの復興へJAグループの組織をあげて支援を継続していく」と決意を述べるとともに「TPP問題の正念場の年であり、7月の参議院選挙とセットにして取り組んでいく」と述べた。
 JA全農の萬代宣雄経営管理委員会副会長は米事業を担当しているが、24年産米では276万トンを集荷し「シェアを1%反転したように、時間をかけて努力すれば道は必ず開ける。全農は日本農業のためにがんばっているが、そのことがなかなか認知されない。JA全農の萬代宣雄経営管理委員会副会長農協新聞は勇気と誇りと自信をもって、そのことを報道してほしい」と語った。
 JA共済連の島崎元次常務理事は、現在、次期3カ年計画を策定中だが、この3カ年計画では「JAへの支援・サポートを強化していくことを中心的な課題にしている。さらに電算システムを再構築し事務のさらなる効率化をはかっていくことにしている。そのことで、10年後も元気なJA共済にしていきたい」と決意を述べた。
 JA共済連の島崎元次常務理事 農林中央金庫の高橋則広専務理事は「昨年末でJAバンクの貯金高が90兆円を超えた。これは第一線で活躍するJA職員の皆さんの努力の賜物であり感謝します。新しい年も引き続き全員で汗をかいて頑張るということを肝に銘じて取り組む。そして今年12月に創立90周年を迎えますが、協同組合の一員としてこれからも頑張っていく」と決意を述べた。

 農林中央金庫の高橋則広専務理事
◆この国をどうするのか、国民合意を

 自民党の山田俊男参議院議員は「日本経済新聞の社説で産業競争力会議の民間側委員の意見を紹介する形で、農地の株式会社への開放・転用の促進や小規模農家を対象にした農協の独禁法適用除外の見直しなど、農協攻撃をしていたが、何としてもこれをやらせてはいけない。
自民党の山田俊男参議院議員 コパ(EU農業団体連合会)の会長は、欧州では、家族農業と地域農業が間違いなく地域の安定を支え、国土を守っているという認識は経済界と農業側で一致している、といっている」。そして「経済界も農業界も米国の押しつけであるTPPに反対で一致している。日本における経済界と市民社会・農業界との対立をどう克服するかに全力をあげ、この国をどうするかについて国民合意を築いていかなければいけない」と日本農業を守り、TPP反対に全力をあげて取り組む決意を述べた。
 そして、来賓あいさつをした5人と佐藤農協協会副会長が「鏡開き」を行い、梶井功東京農工大学名誉教授が音頭をとり、この1年の健闘を誓い乾杯した。


農薬工業会の副会長であり日本農産物輸出組合理事長でもある村田興文シンジェンタ ジャパン取締役会長◆JAは全世界を相手にする新しい戦略を

 その後、農薬工業会の副会長であり日本農産物輸出組合理事長でもある村田興文シンジェンタ ジャパン取締役会長が、フランスのリヨンで開催されているEU中のシェフを対象としたイベントに、日本産米とし初めてグローバルGAP認証を取得したJA北魚沼(新潟)産コシヒカリが展示されていることを紹介しながら「日本農業を活性化するには輸出に力をいれていくことが必要だ」と強調。鈴木昭雄新世紀JA研究会代表(JA東西しらかわ代表理事組合長)そして「農業を活性化するにはリーダーがビジョンをもち引っ張っていくことが必要であり、その中心はJA。全世界を相手にする新しい戦略を築いてほしい」と語った。
 次いで、鈴木昭雄新世紀JA研究会代表(JA東西しらかわ代表理事組合長)は「TPPに断固反対し日本農業を守っていく」という決意を力強く語った。
民主党の大河原雅子参議院議員 また民主党の大河原雅子参議院議員は「TPP反対の大きな運動を作っていかなければいけないと考えている。生協出身議員でもあるのでこの日本を協同組合がリードする社会にしたいと強く思っている。そして都市農業が持続可能であるようにしていきたい」とあいさつした。
 みどりの風の舟山康江参議院議員は「いまこそみんなでよくなっていこう、みんなで助け合っていこうという相互扶助精神に則った農協の基本理念を広めていかなければいけないと考えている。みどりの風の舟山康江参議院議員そしてTPPの本質を見極め問題点を広く国民に知らしめていく運動を力強く展開していきたい」と決意を語った。


◆全国のJAや農業関連企業からの寄贈に感謝

 その後は、民謡歌手・佐々木義鷹さん(テイチクエンターテイメント)のグループによる津軽三味線と津軽民謡の演奏を聴きながら歓談。
 さらに毎年全国のJAや農業関連企業から寄贈された農畜産物や食品(詳細は別掲)などが出席者全員に抽選で配られた後、豪華景品を巡って「じゃんけん大会」などのアトラクションが行われた。
民謡歌手・佐々木義鷹さん(テイチクエンターテイメント)のグループによる津軽三味線と津軽民謡の演奏 会場では、JAグループ関係者や研究者、農業関連企業の関係者が思い思いに輪をつくり、農業のこと、今年の経済や社会の方向などさまざまな話題に花が咲いていた。
 農協協会の新年の集いは毎年恒例の集まりとしてすっかり定着したが、年々参加者の年齢が若返るとともに、女性の参加者が増えてきている。
 最後は、農協愛友会の前田千尋会長が、この1年の健闘と来年の再会を誓い「中締め」を行い、散会した。

  2013 農協協会 新年の集い  
  協賛JA・団体・企業からのご提供品  
  【協力JA】
JAあいち中央 名産品つめあわせ  
  JA会津いいで 会津喜多方米コシヒカリ  
  JA会津みなみ 南郷トマトジュース  
  JA秋田おばこ JA秋田おばこ産あきたこまち使用 担々麺  
  JAあきた北央 比内地鶏ごはん、スープ、プリンセット  
  JAあしきた デコポンゼリー  
  JA阿新 もちセット  
  JAあつぎ ドレッシングセット  
  JAあづみ みんなの菜種油  
  JAいずも 出雲名産品 出雲風土記  
  JAいわい東 ジュースつめあわせ
(りんごジュース、トマトジュース)
 
  JAいわて中央 紫波りんごジュース  
  JAいわて花巻 稗造君25゜(焼酎)  
  JA馬路村 ゆずぽん醤油、馬路ずしの素  
  JA愛媛たいき ジンじゃぱら、栗甘露煮(瓶詰め、パック入り)セット  
  JAえひめ南 甘平(かんぺい)  
  JAおきなわ タンカン蒟蒻ゼリー、シークヮーサー蒟蒻ゼリー  
  JA帯広かわにし 長いも  
  JAかみましき 矢部名産 巻柿  
  JAくにびき 島根大根島ぼたん  
  JAグリーン近江 日野菜漬セット  
  JA小松市 おいしいトマトでつくったカレー、蛍米セット  
  JA新ふくしま 洋梨ル・クチェ、なしびより 梨ジュース  
  日本酒 おらが純米、リンゴ(サンふじ)  
  JA津軽みらい トマとろジュース  
  JA東京むさし 三鷹キウイワイン(ロゼ、白)  
  JA東西しらかわ みりょく満点飲むこんにゃくゼリーごっこん  
  JA十日町 きのこセット  
  JA鳥取中央 鳥取県産 梨(王秋)  
  JAとぴあ浜松 野菜セット  
  JA富里市 落花生  
  JA中札内村 えだまめカレー、フリーズドライえだまめセット  
  JAにじ 博多にじの柿  
  JAはだの 梅酒  
  JAはが野 イチゴ(とちおとめ)  
  JA兵庫西 特産品セット  
  JA福岡市 あまおうチロリアン  
  JAふくおか八女 福岡の八女茶 新茶  
  JA松任 赤飯  
  JAみっかび 三ヶ日みかん  
  JAみなみ信州 市田柿  
  JAみやぎ登米 環境保全米 登米産ひとめぼれ  
  JA三次 特産品セット
(ゆずドリンク、ゆずポン酢、ゆずドレッシング)
 
  【JAグループ全国連】
JA全農 つや姫、コメフレ(シュガー味、ココア味)  
  JA共済連 JA共済グッズセット(カレンダー、クリアファイル、卓上カレンダー、時計、ボールペン)  
  農林中金 JAバンクグッズセット(ちょきんぎょトラクター、フリースブランケット、手ぬぐい、ちょきんぎょポーチ、ビジネスダイアリー)  
  【協力メーカー】
サタケ 楽めしとマジックライス詰め合わせ  
  シンジェンタ ジャパン ビオラ(生花)   
  全国農協食品 紀州南高梅 紀南一番  
  星野物産 国産醤油ラーメン、国産味噌ラーメン  
  国産とんこつラーメン  
  マルトモ 国産野菜のブイヨン、もやしナムルの素セット  
  Meiji Seika ファルマ チョコレート詰め合わせ  
  雪印メグミルク フルーツソース
(ストロベリー、マンゴー、ブルーベリー)
 
  【協力団体】
(財)青森県リンゴ協会 タオルセット  
  韓国農協中央会 サムゲダン  
  (財)蔵王酪農センター 蔵王爽清牛キーマカレー  
  農協愛友会 チョコレート詰め合わせ  
  【ご協力者】
佐野 房 様 田子町特産にんにく  
  (JA八戸 監事)  
  林 正照 様 デコポン  
  (JA愛媛中央会 会長)  
       
 

(関連記事)
2013年新春特別講演会「地域の再生へ向けて―成長から幸福度への転換―」 上山信一(慶応義塾大学総合政策学部教授)

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