2025人事バナー縦
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
農協研究会
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
221019石原バイオヘッドSP:ネマトリンエース
日本曹達 ミギワ10フロアブル 231012 PC
日本曹達 ミギワ10フロアブル 231012 SP

【浅野純次・読書の楽しみ】第119回2026年3月13日

一覧へ

◎半藤一利『新版・B面昭和史1926‐1945』(平凡社ライブラリー、1650円)

B面とはレコードの主たる曲(A面)のおまけのような形で収録されている裏面のこと。教科書的な歴史に出てこないいわば新聞の社会面といったらよいか。昭和史の泰斗が昭和元年から敗戦まで、あまり知られていない世の中の動きを冗舌に語ってくれます。

といってもA面もたびたび登場してきちんと歴史の主たる流れは説明されます。しかしそのとき庶民はどう反応したのか。権力者たちが庶民をどう誘導しようとしたのか。そこには意外性や悲喜劇がついて回ります。

日中戦争が始まった昭和12年、朝日新聞が東京・ロンドン間を国産機で飛び抜けようという計画を発表しました。機名の募集、飛行時間当てで盛り上げると後者にはなんと474万もの応募があって国中、沸きに沸いたとか。ところがこの飛行、実は軍用機の実地試験を兼ねていて後に偵察機として実戦に使われたそうで。やれやれ。

戦意高揚でつくられ民草に歌われた歌の数々とか、国を挙げて熱狂した「大本営発表」が最後はウソの代名詞になったとか、A面の歴史しか学んでこなかった私たちに、昭和の本当の姿が見えてくる貴重な真実の数々。大事にしたい教訓が面白く読めて一石二鳥です。

◎今井明子/監修・筆保弘徳 『天気と気象大図鑑』(大和書房、1210円)

 書名に大図鑑とありますが、文庫本239ページの手軽な本なのでお間違いないように。とはいえ110のテーマと盛りだくさんでオールカラー、見開き半分は写真や図解で、気象の基礎知識はほとんど網羅されています。

ですから、興味をもった項目を拾ってつまみ食い的に読めばいい(はず)です。例えば「基本の雲は10種類あり、塊状には積、空全体に広がれば層、雨が降るのは乱がつく」。積乱雲や乱層雲のイメージが浮かびます。

あるいは「ひょうは積乱雲の中で氷晶が上昇下降を繰り返すうちに成長しときにバレーボール並みになって真夏でも落ちてくる」など。ご存じでしたか。

ほかにも役に立ちそうな話が多いですが、例えば計画を立てるときに欠かせぬ週間天気予報。新聞にも載っていますが、気象庁のホームページでは信頼度がついていて、4日後の雨は確率Cと低いが、6日後の晴はAだとかあります(どうやら雨の予想は難しいようで)。というわけで、気象の奥深さを知る面白くて役に立つ本です。

◎飯倉章『箱根駅伝"最強ランナー"大塚正美伝説』(小学館、1650円)

1980年代初頭、箱根駅伝で活躍した日本体育大学の大塚正美さん。4年間4回とも区間賞を取り、うち2回は驚異的な区間記録という「つわもの」で、当時、「歴代最強」と騒がれたそうです。

著者は戦争の歴史の研究者で畑違いのスポーツドキュメントに初挑戦したのですが、その結果は...見事な作品に仕上がったと思います。とにかく面白い。人物描写が的確で、主人公だけでなく大学の仲間、他大学のライバルたちの姿、その後の人生までしっかり描かれているからです。

とくに主人公の性格がユーモア、揶揄、皮肉たっぷりに描かれ、何度笑わせられたことやら。負けず嫌いで自己中心的でありながらなぜか憎めない、貴重なキャラの人物です。

今は同じ大学で働く主人公の話を著者が聞き出す形で本は出来上がったのだとか。箱根ファンはもちろん、中継をほとんど見ない人(評者もですが)も一気呵成に読んでしまいかねない快著です。

重要な記事

240918・シンジェンタライブラリー:右上長方形SP

最新の記事

260312_アサヒパック_春のキャンペーン_SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る