東北、関東、北陸で渇水 農水省が対策本部2013年7月24日
農林水産省は7月23日「農業用水緊急節水対策本部」(本部長:加治屋義人農林水産副大臣)を設置した。
今年は全国的に少雨で渇水傾向となっている。とくに東北、関東、北陸では取水制限が行われている地域もあるなど、厳しい状況となっている。関東では、利根川上流8ダムの合計容量が、平年の3億705万立方mに対し、その6割ほどの1億7802万立方mしかない(7月22日8時現在)。東北・北陸でも主なダムの貯水率は平年に比べて6~7割ほどと低く、とくに貯水率の低い福島県羽鳥ダムでは、8月の出穂期の用水確保のため、すでに取水停止をしている。
このまま渇水が続き、農業用水も制限されれば農作物の生産にも大きな打撃となる。対策本部は、こうした渇水の被害状況などを収集し、地方農政局や関係機関に適切な指導を行うために設置された。
23日の対策本部では、こうした渇水の状況や対策本部の運営方針のほか、平成6年の干ばつ時の対応実績などが確認された。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日