「小さな外交官」JAビルで農産物切手展2014年12月2日
12月12日まで
世界の農産物の切手を集めた「世界の農産物切手展」が、12月1日から12日まで東京都千代田区大手町のJAビルで開かれている。同ビルの4階「農業・農村ギャラリー」に約1000点の切手が、ジャンルごとに10個のフレームに並び、昼食などで訪れるJA員の目を引いている。
出典しているのは公益財団法人・日本郵趣協会(JPS)の植物切手部会。メンバーの1人、元横浜国立大学教授の奥田重俊さんらがコレクションのなかから選りすぐったもの。
稲、小麦、トウモロコシと雑穀、野菜、果物、嗜好作物、畜産物とFAO(国際連合食糧農業機関)、キノコ、紋章・国旗などのジャンルに分けて展示してある。奥田さんは「切手は、その国の歴史と文化を表現している。少しでも興味を持ち、親しみを感じてもらえれば幸いです。切手は“小さな外交官”です」と、来訪を呼び掛けている。
(写真)
切手で世界の農産物を紹介する奥田さん
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