再生困難農地9000ha増える-26年の荒廃農地2015年11月2日
農林水産省は10月30日、平成26年の荒廃農地面積の取りまとめ結果を公表した。
調査は26年1月から12月までの間に実施した。
荒廃農地は全国で約27万6000haとなった。前年より3000ha増加した。
このうち再生利用可能な荒廃農地は前年より6000ha減り13万2000haとなった。このうち農用地区域では7万5000haで、同3000ha減った。
一方、再生利用が困難と見込まれる荒廃農地は同9000ha増加し14万4000haとなった。このうち農用地区域では5万4000haで同3000ha増えた。
この1年で再生利用された面積は1万ha。このうち農用地区域は7000haを占める。
【荒廃農地】
現に耕作に供されておらず耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地。
【再生利用が可能な荒廃農地】
抜根、整地、区画整理、客土等により再生することにより、通常の農作業による耕作が可能となると見込まれる荒廃農地。
【再生利用が困難と見込まれる荒廃農地】
森林の様相を呈しているなど農地に復元するための物理的な条件整備が著しく困難なもの、または周囲の状況から見て、その土地を農地として復元しても継続して利用することができないと見込まれるものに相当する荒廃農地。
重要な記事
最新の記事
-
着色不良・日焼け・晩霜害 果樹の温暖化被害予測システムを開発 農研機構2025年12月17日 -
新規有効成分「シベンゾキサスルフィル」日本と韓国で農薬登録申請完了 日本農薬2025年12月17日 -
BASF「バスタポイントアプリ」が「minorasuポイントアプリ」にリニューアル2025年12月17日 -
年末年始の産地を応援「配達休みに産まれた産直たまご」注文受付開始 パルシステム2025年12月17日 -
地産全消「野菜生活100宮崎月夜実グレープフルーツ&日向夏ミックス」新発売 カゴメ2025年12月17日 -
地域の有機資源循環を加速「汚泥肥料化パッケージ」提供開始 NTTビジネスソリューションズ2025年12月17日 -
旬のジビエを味わう「北海道エゾシカフェア」開催2025年12月17日 -
まるまるひがしにほん「魅力発見!地域ブランドフェスタ」開催 さいたま市2025年12月17日 -
ひきこもり当事者・経験者のリアル ショートドラマ公開 パルシステム連合会2025年12月17日 -
ジニア「プロフュージョン」に2品種追加 サカタのタネ2025年12月17日 -
「野菜ソムリエサミット」12月度「青果部門」最高金賞1品など発表 日本野菜ソムリエ協会2025年12月17日 -
「埼玉県スマート農業オンラインセミナー」参加者募集中2025年12月17日 -
千葉で開催「冬のさつまいも博2026」チケット 18日から販売開始2025年12月17日 -
CDP「気候変動レポート 2025」で「B」スコア獲得 ヤマタネ2025年12月17日 -
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(1)2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(2)2025年12月16日 -
全中 新会長推薦者に神農佳人氏2025年12月16日 -
ひこばえと外国産米は主食用供給量に加えられるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年12月16日


































