食品ロス約643万t 一層の削減努力が必要2019年4月16日
農林水産省は、2016(平成28)年度の食品ロスの量の推計結果を4月12日に公表した。
「食品ロス」については、2015(平成27)年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められた「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの1つとして、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食品廃棄物を半減させることが盛り込まれている。
わが国では、食品廃棄物等の量を削減するために、食品リサイクル法に基づいて、国、地方自治体および事業者等による取り組みが進められている。また、一般家庭から排出される家庭系の食品ロスについては、循環型社会形成推進基本計画で、2030年までに00年比で半減させる目標が設定されている。4月12日には、事業系の食品ロスについても、食品ロス削減目標を含めた食品リサイクル法の基本方針が食料産業部会から答申された。
農水省の推計によれば、食品ロスの量は2016(平成28)年度は約643万tで、前年度より3万t減少したという。
同省は、関係省庁および事業者等と協力して、より一層食品ロスの削減のための取り組みを進めるとしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日