全国初 全日制の市立農業学校が開校2019年4月16日
有機農業の栽培技術や農業経営を1年間で学ぶ「丹波市立農の学校」(同市市島町上田)が、開校。8日に入学式が行われ、全国から集まった1期生15人が新たな一歩を踏み出した。
農の学校は、全国初の全日制で市立の農業学校。有機農業を柱とした経営が成り立つよう、農業栽培技術・農業経営・農村文化を座学と実習で学ぶ。また、実践に農業ICTデータを活用しながら地域に受け継がれてきた農業の継承もめざす。研修期間は1年で週に5日通学する。
運営は、農業教育事業を手掛ける「マイファーム」(京都市)。同社代表取締役で学校長の西辻一真さんは、「学生の皆さんひとり一人が活躍し、卒業後も農業を続けられるような仕組みを作ることができれば日本が抱える地域社会問題のひとつのインパクトある解決策になることは間違いありません」と述べた。
また、新入生は、「農業に必要な知識や技術、また、農業に対する姿勢を身につけたい」「農業は魅力があって、人間の根本を支えるような力強さがあるので、有機農業を発信していきたい」と抱負を話している。
丹波大納言小豆、丹波黒大豆といった特産物がある兵庫県丹波市は、1975年から有機農農業に取り組み、栽培技術など多くのノウハウがある。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日