食料自給率37.82% 実質0.4ポイントのアップ2020年8月5日
農林水産省は8月5日、令和元年度の食料自給率を発表した。それによるとカロリーベースの食料自給率は38%、生産額ベースでは66%となった。ただ、少数点以下は四捨五入したため、前年度に対し0.4ポイントのアップにとどまり、「食料・農業・ 農村基本計画」で2030年度の目標とする45%からみると、ほぼ横ばいの状況となった。
カロリーベースによる実際の自給率は37.82%。小麦の反収が増えたことなどがプラス要因になった。飼料自給率は、前年並みの25%で、カロリーベースの食料国産率(飼料自給率を反映しない)は、前年に比べ1ポイント上昇の47%になった。「麦の面積が伸びており、家畜頭数も上向きの効果が(数字に)出ている」(同省技術会議事務局研究調整課)と評価した。
一方、生産額ベースでは、豚肉などの国産単価が上がり、野菜が増収によって単価が下がったことなどから、前年並みの66%となった。食料国産率(飼料自給率を反映しない)は、前年並みの69%だった。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日