人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
JA全中中央①PC
日本曹達 231012 SP

ローズマリーにヨコバイ科の一種が発生 東京都2020年11月4日

一覧へ

東京都病害虫防除所はヨコバイ科の一種のEupteryx decemnotata Reyによるローズマリー被害を東京都区部と多摩地域で初めて確認。10月30日に病害虫発生予察特殊報第1号を発表した。

成虫、成虫の頭部 (横浜植物防疫所原図)成虫、成虫の頭部 (横浜植物防疫所原図)

5月に東京都区部で鉢植えのローズマリーに害虫が発生し、葉が変色しているとの情報提供があり、現地調査を行ったところ、採取した葉からヨコバイ類の成虫が確認された。また、多摩地域のローズマリーにも類似したヨコバイ類を確認し、横浜植物防疫所に同定を依頼した結果、いずれもEupteryx decemnotata Reyであることが判明した。

同種は平成28年に千葉県で確認されて以降、神奈川県、大分県、大阪府、京都府、愛知県で発生が確認されている。

成虫は体長2.2~3.0mmで細長く、体色は黄緑色で前翅に褐色で縁取られた斑紋が多数ある。頭部には10個の黒色斑紋がみられる。

国内での生態は明らかになっていない。ヨーロッパが原産で、ヨーロッパ各国、アメリカ合衆国、チュニジアで発生が確認されている。寄主植物は主にシソ科でローズマリーのほか、海外ではレモンバーム、ペパーミント、イヌハッカ、バジル、オレガノ、マジョラム、セージ、タイム等への寄生が報告されている。

被害として、この虫が吸汁することで葉表にかすり状の小斑点を生じる。被害が大きいと黄化、落葉する。

10月29日現在、この種に対する登録農薬はない。防除対策では、寒冷紗等の被覆資材で植物を覆い、本虫の侵入を防止する。被害が大きい株は抜き取り、穴に埋める等、適切に処分をするよう促している。

ローズマリーの葉の被害(かすり状の小斑点)、鉢植えのローズマリーにおける被害(葉の黄化)ローズマリーの葉の被害(かすり状の小斑点)、鉢植えのローズマリーにおける被害(葉の黄化)

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る