キャベツが安値傾向 6月の野菜の生育状況と価格見通し 農水省2021年6月1日
農林水産省は5月31日、東京都中央卸売市場に出荷される令和3年6月の野菜の生育状況と価格見通を主産地等から聞き取り、結果を公表した。天候が順調だったため、例年と比べて多くの野菜で生育が良好で、特にキャベツが安値傾向となる見込み。
<現在の生育状況>
◎根菜類(だいこん及びにんじん)
・だいこんは、平年並み。一部の産地では、生育期の気温が平年を上回って推移したため、生育が前進傾向。
・にんじんは、平年並み。
◎葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
・はくさい、ねぎ、レタスは平年並み。
・キャベツ、ほうれんそうは、生育期の気温が平年を上回って推移したため、生育が前進傾向。
◎果菜類(きゅうり、なす等)
・きゅうり、なすは、平年並みだが、一部の産地では、5月中旬以降の曇天・雨天に伴い、生育が遅延傾向。
・トマト、ピーマンは、平年並み。
◎土物類(ばれいしょ、さといも及びたまねぎ)
・ばれいしょは、平年並み。
・さといもは、作柄が平年並み。
・たまねぎは、平年並みであるが、一部の産地では、曇天・雨天に伴い、生育が遅延傾向。
<今後の生育、出荷及び価格見通し>
◎だいこん
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎にんじん
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎はくさい
・主産地で生育が順調であり、安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎キャベツ
・主産地で、生育期の気温が平年を上回って推移。生育が良好で、潤沢な出荷が見込まれるため、6月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。
◎ほうれんそう
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ねぎ
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎レタス
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎きゅうり
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎なす
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎トマト
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ピーマン
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
◎ばれいしょ
・主産地で、生育期の天候不順や乾燥により、生育が遅延傾向にある。さらに、降雨で収穫に遅れが生じていることから、6月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
◎さといも
・主産地で、生育期の天候不順の影響による生育の遅延により、6月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。6月の後半にかけて出荷数量が徐々に回復していくため、6月後半の出荷数量、価格はともに平年並みに戻る見込み。
◎たまねぎ
・主産地で生育が順調。安定した出荷が見込まれるため、6月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
重要な記事
最新の記事
-
飼料用米、稲WCSへの十分な支援を JAグループ2025年10月16日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】本質的議論を急がないと国民の農と食が守れない ~農や地域の「集約化」は将来推計の前提を履き違えた暴論 ~生産者と消費者の歩み寄りでは解決しないギャップを埋めるのこそが政策2025年10月16日
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
「国消国産の日」にマルシェ開催 全国各地の旬の農産物・加工品が集合 JA共済連2025年10月16日
-
静岡のメロンや三ヶ日みかんなど約170点以上が「お客様送料負担なし」JAタウン2025年10月16日
-
高齢者の安全運転診断車「きずな号」を改訂 最新シミュレーター搭載、コースも充実 JA共済連2025年10月16日
-
安心を形にした体験設計が評価 「JA共済アプリ」が「グッドデザイン賞」受賞 JA共済連2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
JA協同サービスと地域の脱炭素に向けた業務提携契約を締結 三ッ輪ホールディングス2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
ふるさと納税でこども食堂に特産品を届ける「こどもふるさと便」 寄付の使いみちに思いを反映 ネッスー2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
マルトモが愛媛大学との共同研究結果を学会発表 鰹節がラット脳のSIRT1遺伝子を増加2025年10月16日
-
マックスの誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』がグッドデザイン賞を受賞2025年10月16日
-
北海道芽室町・尾藤農産の雪室熟成じゃがいも「冬熟」グッドデザイン賞受賞2025年10月16日
-
夏イチゴ・花のポット栽培に新たな選択肢「ココカラ」Yタイプ2種を新発売2025年10月16日
-
パルシステムの奨学金制度「2025年度グッドデザイン賞」を受賞2025年10月16日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日