みどり戦略で技術カタログを公開-農水省2022年1月27日
農林水産省は1月27日、みどりの食料システム戦略の実現に向け、現場への普及が期待される技術をまとめたカタログを公開した。
カタログでは直近10年程度の間に開発された技術を紹介している。
作物別に167件の技術を収録しており、技術の概要、技術導入の効果、みどり戦略における貢献分野(温室効果ガス削減など)のほか、導入の留意点、価格帯、改良・普及状況、技術の問い合わせ先などを掲載している。
紹介している技術には、水稲で事前乾燥を取り入れた水稲温湯種子消毒がある。これは農薬にかけるコストを削減でき、耐性菌にも効果を発揮するという。
露地野菜では土づくりと減肥のための緑肥利用マニュアルを紹介している。緑肥の種類に応じた減肥量を提示している。
畜産ではアミノ酸バランス改善飼料給与による温室効果ガス削減を紹介。これによって尿中に排泄される窒素量を約60%低減、汚水処理過程で発生する一酸化二窒素を40%削減できるという。
(関連記事)
【みどり戦略 技術カタログ 水稲編(1)】「とちぎの星」 みどり戦略の星に
重要な記事
最新の記事
-
どこまで理解しているのか小泉大臣【小松泰信・地方の眼力】2025年6月25日
-
フードバンク、子ども食堂への備蓄米無償交付を追加 農水省2025年6月25日
-
【人事異動】農水省(6月23日付、24日付、25日付)2025年6月25日
-
ブラジル向け精米 検疫条件が緩和 農水省2025年6月25日
-
【JA人事】JA福山市(広島県)占部浩道組合長を再任(6月24日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAとうと(岐阜県)古川敏之組合長を再任(6月20日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAいずみの(大阪府)谷口敏信組合長を再任(6月25日)2025年6月25日
-
【JA人事】JA松任(石川県)得田恵裕組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAハリマ(兵庫県)柴原利春組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
エンゲージメント向上へ若手職員がプロジェクト 「目安箱」設置も JAさいたま2025年6月25日
-
土壌診断研修会(基礎編)を開催 JA全農みえ2025年6月25日
-
みえの米ブランド化推進会議総会を開催 高温耐性「結びの神」拡大へ JA全農みえ2025年6月25日
-
「2025愛媛みかん大使」募集中 JA全農えひめ2025年6月25日
-
第53回通常総代会を開催 JA鶴岡2025年6月25日
-
青森県産 稀少な大玉さくらんぼ「ジュノハート」を数量限定販売 JAタウン2025年6月25日
-
【農と杜の独り言】第1回 国際園芸博覧会とは 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年6月25日
-
アズキの遺伝子の知見を利用 ダイズのさやの弾け難さを強化 農研機構2025年6月25日
-
「水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術」SOP公開 農研機構2025年6月25日
-
"カメムシ急増"に天然成分100%の「モスガード スプレー」 第三者機関の試験で一定の効果 たかくら新産業2025年6月25日
-
近赤外分光とAI活用の次世代土壌分析サービスを開始 片倉コープアグリ2025年6月25日