みどり戦略で技術カタログを公開-農水省2022年1月27日
農林水産省は1月27日、みどりの食料システム戦略の実現に向け、現場への普及が期待される技術をまとめたカタログを公開した。
カタログでは直近10年程度の間に開発された技術を紹介している。
作物別に167件の技術を収録しており、技術の概要、技術導入の効果、みどり戦略における貢献分野(温室効果ガス削減など)のほか、導入の留意点、価格帯、改良・普及状況、技術の問い合わせ先などを掲載している。
紹介している技術には、水稲で事前乾燥を取り入れた水稲温湯種子消毒がある。これは農薬にかけるコストを削減でき、耐性菌にも効果を発揮するという。
露地野菜では土づくりと減肥のための緑肥利用マニュアルを紹介している。緑肥の種類に応じた減肥量を提示している。
畜産ではアミノ酸バランス改善飼料給与による温室効果ガス削減を紹介。これによって尿中に排泄される窒素量を約60%低減、汚水処理過程で発生する一酸化二窒素を40%削減できるという。
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【みどり戦略 技術カタログ 水稲編(1)】「とちぎの星」 みどり戦略の星に
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