全国初『みどりの食料システム法』認定農業者 オーガニック農業実践 滋賀県が農園代表ら2人2022年11月16日
みどりの食料システム法に基づく基本計画を公表した滋賀県は11月15日、水稲生産者2名の環境負荷低減事業活動実施計画を認定したと発表した。全国で初めての認定となる。
クサツパイオニアファーム代表の中山欽司氏
全国初の「グリーンファーマー」に認定されたのは、草津市の(有)クサツパイオニアファーム代表の中山欽司氏と野洲市の中道農園代表の中道唯幸氏。
クサツパイオニアファームは鶏糞やもみ殻堆肥、機械除草機の新たな導入などによって、水稲・大麦での有機JAS認証栽培面積の拡大をめざす。
中道農園代表の中道唯幸氏
中道農園はもみ殻ぼかし肥料や土壌診断を有効に活用し、水稲の有機JAS認証栽培面積の拡大をめざす。
いずれも滋賀県内で最大規模のオーガニック農業を実践している。
滋賀県では環境負荷低減事業活動実施計画認定者を「グリーンファーマー」と呼ぶ。認定を受けると環境負荷低減のために導入する機械などについて、特別償却ができる「みどり投資促進税制」の適用や無利子・低利融資が受けられる金融上の措置を受けることができる。
(関連記事)
・滋賀県 みどり戦略基本計画 全国初の同意
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