かごしま茶を全国へ ティーバッグ製造企業と立地協定を締結 鹿児島市2023年5月11日
鹿児島市は、かごしま茶を全国に広めるため、大手量販店の緑茶ティーバッグ製品製造のための工場を増設するカゴシマパッカーズと立地協定を締結。5月9日に鹿児島市役所で締結式が行なわれた。
鹿児島市と立地協定を結んだカゴシマパッカーズの木村代表(中央)と鹿児島市の下鶴隆央市長(右)
カゴシマパッカーズは、お茶どころ鹿児島県で唯一のティーバッグ製造専門の会社として、2018年11月に設立。同じく茶どころの静岡県島田市で同業の家業の経営に携わっていた同社の木村良太代表が、妻の故郷である鹿児島にIターンし、自身の持つ加工技術や、工場運営、人材育成のノウハウをもとに創業した。
同社は、国内茶商、茶生産農家、通販運営会社、ドラッグストア、大手量販、個人商店等の多岐に渡る顧客の受託加工・OEM生産に加え、トレンドにあった新製品開発や提案も手がけている。
今回増設する新たな工場では、JAなどと協力し、年間120トンの県内産茶葉による大量受注に対応するため、高速かつ全自動で完成品を製造するティーバッグ充填機を九州で初めて導入。大手量販店の受注に対応する。
鹿児島県の茶業界は、日本有数の荒茶生産額を誇りながら、原料供給地のポジションに甘んじている。こうした状況を踏まえ鹿児島市は、同社の県内ワンストップで製造することで、かごしま茶の付加価値向上につなげ、量販市場への参入を強化していく取り組みが、産業活性化につながると期待している。
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