千葉市と業務委託契約「ニューファーマー育成研修」募集開始 マイファーム2023年5月26日
マイファームは、千葉市と業務委託契約を締結し、新たな研修制度「ニューファーマー育成研修」の募集を開始した。
千葉市は、農業者の減少と高齢化が喫緊の課題である状況を踏まえ、今年度から農業経営を志す若者や他産業からの農業を志す人を対象に「ニューファーマー育成研修」を実施する。
「ニューファーマー育成研修」は、これまで実施してきた「新規就農アドバンス研修」と「新規就農希望者研修」の利点を踏まえて融合し、就農希望者が、経験や目指す農業経営に合わせ、受けたい研修内容をコースから選べる。
◎「ニューファーマー育成研修」概要
<研修コース>
(1)アドバンスコース
短期間で地域の担い手として育成するため、独立就農を目指して既に農業を学び始めている者を対象とした、農政センター内の温室をインキュベーションファームとして研修生自らが栽培から販売までを行う模擬経営を行うとともに、外部講師から経営について座学を受けるコース。
研修期間:約12か月(令和6年1月~12月)
対象者要件:48歳未満等
研修品目:イチゴ・トマト
参加費用:17万円(保険料・テキスト代等)
(2)育成コース
農業の基礎を学ぶ基礎研修、農家で農業のノウハウを学ぶ農家研修を通じ、独立自営の農業者として必要な技術・知識を習得するコース。
研修期間:15か月(令和5年10月~令和6年12月)
・基礎研修3か月(令和5年10月~12月)
・農家研修12か月(令和6年1月~12月)
対象者要件:62歳未満等
研修品目:野菜
参加費用:1万円(保険料等)
(3)総合コース
育成コースの農家研修修了後、アドバンスコースへ進み、更に自ら模擬経営を行いながら外部講師から経営について座学を受けるコース。
研修期間:27か月(令和5年10月~令和7年12月)
・基礎研修3か月(令和5年10月~12月)
・農家研修12か月(令和6年1月~12月)
・アドバンスコース12か月(令和7年1月~12月)
対象者要件:46歳未満等
研修品目:イチゴ・トマト
参加費用:18万円(保険料・テキスト代等)
(1)募集期間
<募集内容>
募集期間:6月1日9:00~8月31日17:00
<募集人数>
アドバンスコース:計3人(イチゴ2人・トマト1人)※これまでに研修等の経験を積んでいる人。
育成コース・総合コース:計2人
<研修生への支援策>
(1)研修奨励金
アドバンスコース・農家研修を受講中の研修生に対し、最大5万円/月の奨励金を交付予定。ただし、国の「就農準備資金」の交付を受けていない者に限る。
(2)未来の千葉市農業創造事業(新規就農タイプ)市の研修を修了した「認定新規就農者」を対象に、就農時の初期投資に係る経費の一部を補助。補助率1/2、補助上限1000万円。
(3)その他国事業(就農準備資金・経営開始資金・経営発展支援事業)による支援も受けられる。
<申し込み先>
提出書類、提出方法の詳細は千葉市HPから
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































