「農と食」の未来創る企業を全面支援「DEEP VALLEY Agritech Award 2023」募集開始 埼玉県深谷市2023年6月23日
埼玉県深谷市が主催する日本の農と食の未来を創るビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2023」の募集が始まり、「マイナビ農業」内の特設ページで8月18日までエントリーを受け付けている。
今年で5回目を迎える「DEEP VALLEY Agritech Award 2023」は、「深谷発!共に創る農と食の未来」をキャッチフレーズに、農産物の付加価値向上を目指し、「農と食」のフードバリューチェーン構築のための新たなビジネスモデル・アイデアを募集。深谷市からの出資賞金は総額で最大1000万円で、「農と食の産業」の強化につながる提案を表彰する。過去の最優秀賞受賞企業では、深谷市内での実証実験を始め、農研機構「スマート農業実証プロジェクト」の採択につながった企業もある。
深谷市は同コンテストを通じて、農と食の産業全体にある多様な企業がつながり、アグリテック企業が集積するスマート農業のまち「アグリテック集積都市 DEEP VALLEY」の実現を目指している。
2022年までの開催では、主に生産現場に関する提案を中心に募っていたが、農家の抱える課題解決や深谷市のよりよい農業の未来創出のためには、生産から消費までを包括した農と食の産業全体(フードバリューチェーン)を支援することが重要であることから、今年からは農産物全体としての付加価値向上を目指し、「農と食の」フードバリューチェーン全体のビジネスモデル・アイデアも募集領域として拡大。深谷市として「農と食の産業」の強化につながる提案を表彰する取組となる。
同コンテストでは、農業生産過程におけるアイデアを対象とした「農業生産部門」と、フードバリューチェーン過程(生産過程を除く)におけるアイデアを対象とした「フードバリューチェーン部門」の2部門を設け、農業課題の解決に繋がる提案を幅広く募集。さらに、未来の農業を創るアイデアの実現に向けて、深谷市が伴走支援を行う。
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