群馬県主催「農業参入セミナー」4月22日に開催 ぐんま地域共創パートナーズ2024年3月27日
ぐんま地域共創パートナーズ(GRASP)は4月22日、群馬県主催の「農業参入セミナー」を群馬銀行と共催。同セミナーでは、農業における大規模経営のための企業参入・運営・ファイナンスのポイントや、行政によるサポート、企業事例などを紹介する。
地方における1次産業は、農業経営者が減少する一方、経営面積や取扱量が大規模な事業者が増え、農業経営者減少を大規模事業者がカバーする構造となっている。他方で、遊休農地や耕作放棄地は依然として増加傾向にあり、現状の大規模事業者や新規就農者増加速度では農地減少を抑制するには不十分な状況にある。さらに、農業従事者の高齢化が担い手不足を加速させている。
こうした背景を踏まえ、担い手が不足する地域では、新たな担い手確保策の一つとして企業の農業参入が有望と考えられ、農地の有効活用、雇用の拡大、地域の活性化とともに、参入する企業の既存事業との相乗効果により、新たな技術の導入、新たな販路の確保等の効果も期待される。
同セミナーでは、農業へ新たに参入する企業を増やし、地域が抱える課題解決を図ることを目的に、企業が農業参入する際の基本的な知識や、参入にあたり必要な具体的手順などを行政、民間企業、金融機関それぞれの立場から解説する。
◎セミナー概要
日時:4月22日15:00~16:00
場所:群馬県庁32階NETSUGEN、ZOOMによるハイブリッド
定員:現地開催(60人)、WEB(500人)
参加費:無料
申込方法:下記ホームページおよびチラシ記載のQRコードから
<内容>
テーマ:群馬で農業!?農業参入セミナー
【目的】
1次産業への企業参入を促進し、同産業の収益率を高めつつ持続可能な事業と成り立たせ、同産業の活性化を図る。
【セミナー内容】
①企業の農業参入基礎(群馬県農業構造政策課)
②企業事例「高崎市での10haキウイ生産」(株式会社日本農業)
③農業参入受入支援紹介(高崎市農林課)
④ファイナンスとサービス紹介(ぐんま地域共創パートナーズ株式会社)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日