「森林×ACT(アクト)チャレンジ2024」募集開始 林野庁2024年4月16日
林野庁は4月15日、森林づくり活動や森林由来J-クレジットの活用を通じて、カーボンニュートラルの実現や生物多様性保全などに貢献する取組を顕彰する「森林×ACT(アクト)チャレンジ2024」の募集を開始。「森林づくり部門」、「J-クレジット部門」の両部門で法人、団体、個人、地方公共団体からの応募を6月28日まで募っている。
日本の国土の3分の2を占める森林を適切に整備・保全することは、森林によるCO2吸収量の確保や強化につながり、2050年カーボンニュートラルの実現につながる。また、生物多様性保全など公益的機能を発揮させる上でも重要となる。
SDGsやESG投資への関心が高まる中、企業等の支援で行われる森林づくり活動が全国で広がっている。民間の活力を活かした森林づくり活動が、森林整備による気候変動対策や生物多様性保全を国民運動として展開する上でも、豊かな自然を未来につなぐためにも不可欠であることから、企業等の森林づくり活動や森林由来J-クレジット活用を推進する企業等の取組を募集する。
◎募集概要
募集期間:4月15日~6月28日17時まで
<募集内容>
【森林づくり部門】
令和4年度及び令和5年度の間に企業等が支援等をして行った造林、保育等の森林整備について、次の2点を募集。
(1)整備した森林に係る1年間のCO2吸収量
(2)森林整備に関する取組内容
【J-クレジット部門】
令和4年度及び令和5年度の間に企業等が無効化した森林由来J-クレジットについて、次の2点を募集。
(1)無効化したJ-クレジット量(CO2吸収量)
(2)無効化したJ-クレジットに関する活用内容及び効果
※注意:J-クレジット部門では、(ア)クレジットを創出したプロジェクト実施者、クレジットの販売仲介事業者、クレジットを無効化した者の連名による応募、(イ)クレジットを創出したプロジェクト実施者、クレジットを無効化した者の連名による応募、のいずれかによる応募となる。
両部門の応募資格:法人、団体、個人、地方公共団体
<応募方法>
林野庁ウェブサイトに掲載された応募様式に必要事項を記入するとともに、その内容を確認できる添付資料を用意の上、応募フォーム若しくは農林水産省共通申請サービス(eMAFF)より申請する。 応募方法の詳細については、同ウェブサイトに掲載された応募マニュアルを参照。
<表彰方法>
「3.募集内容」のうち、森林づくり部門及びJ-クレジット部門の(1)については林野庁で確認し、(2)については外部有識者による審査委員会において審査基準に基づき審査。
(1)、(2)の結果を総合的に踏まえ、以下のとおり受賞者を選定し、表彰する。
・グランプリ(農林水産大臣賞):全ての応募者のうち1件
・優秀賞(林野庁長官賞):森林づくり部門で9件以内、J-クレジット部門で3件以内
<結果の公表>
グランプリ・優秀賞の受賞者については林野庁ウェブサイトで公表。また、全ての応募者について「グリーンパートナー」として公表する。グリーンパートナーは「グリーンパートナーマーク」を取組のPRに活用できる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































