肥料、飼料価格の高止まり続く 農業物価指数 農水省2024年8月20日
農水省が7月末に公表した6月の農業物価指数によると、前年に比べて飼料、肥料などの価格は下がってはいるものの、の高止まりが続いている。農機具の価格指数は5月に続き過去最高となっている。
肥料の価格指数(2020年=100)は136.5で対前月比では1.8%上昇したものの、対前年同月比では▲8.0%低下した。
2023年平均指数の147.0に比べれば低下しているが、肥料価格が上昇し始めた22年平均指数は130.8だったことを考えると、今年は毎月の指数が135前後となっており高止まりが続いているといえる。
飼料の価格指数は139.5で前月と変わらず、対前年同月比では▲5.0%低下した。
飼料も2023年平均指数の145.7に比べれば低下しているが、高騰が始まった22年平均指数の138.0より高い水準で推移しており高止まりとなっている。
光熱動力は対前年同月比+0.6%、対前年同月比+4.5%の130.5で過去3番めに高い水準となった。また、農機具は107.6で5月に続き過去最高となった。
一方、乳用牛、肉用牛の子牛価格の下落で畜産用動物の指数は86.3となった。対前月比▲1.8%、対前年同月比▲3.4%となった。
農業生産資材の総合価格指数は光熱動力などが上昇したものの、飼料、肥料が低下したことで対前年同月比では▲1.2%となった。前月比では0.2%上昇している。
一方、農産物の総合価格指数は109.9となった。米は対前月比で+0.7%、対前年同月比で+8.0%となり94.9となった。
鶏卵は対前年同月比▲36.7%と低下したが、野菜と果実はそれぞれ同+12.5%、同39.5%と上昇し総合価格指数は6.8%上昇し109.9となった。
農業交易条件指数(農産物価格指数÷農業生産資材価格指数×100)は91.4となり、2020年を下回る厳しい経営状況が続いているといえる。
品目によっては販売価格が上昇したものもあるが、生産コストの上昇の価格への反映が課題であることが示されている。
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