京都府亀岡市「亀岡オーガニック農業スクール」2期生 11月1日から募集開始2024年10月23日
京都府亀岡市は11月1日、「亀岡オーガニック農業スクール」2期生の募集を開始する。

亀岡オーガニック農業スクール
亀岡市は、農業従事者の減少など地域課題の解決と、有機農法は環境負荷が低く生物多様性の保全にもつながることから、2023年2月に日本で2番目にオーガニックビレッジを宣言。その一環で2月に開校した「亀岡オーガニック農業スクール」は実践的な生産技術が学べ、第一期生は37組44人が実践的なカリキュラムで学んでいる。第2期は2025年2月スタート。
「亀岡オーガニック農業スクール」は、プロ養成コース、スタディコース、オンラインコースと3つのコースがあり、目的に応じて選択可能。有機農業の基礎知識や、土壌管理、病害虫対策など技術的なものから、農家として必要な農業経営、6次化や食文化などの文化的側面、販売戦略まで一貫して学べる。

実践的なカリキュラム
同スクールでは、再現性を重視し、勘や感覚だけに頼る農業ではなく、データに基づき生産するための方法を学ぶ。例えば、「トマトの芽が〇枚になったらこの肥料を〇グラム入れる」など過去のデータに裏打ちされた栽培方法を学べることが特徴。特に、農業従事者となるためには効率性や確実性が重要であることから、データを活用した方法を習得することで、安定した収量と品質の向上を目指す。
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