農政 大転換の年へ 江藤農相2025年1月8日
江藤拓農相は1月7日の記者会見で「今年の農政は大転換の年にならなければならない」と話し、「これまでの殻を破る大胆な政策転換を図っていく」と意欲を語った。
江藤農相
2025年は改正基本法のもとで初めてとなる食料・農業・農村基本計画を3月に策定する。
江藤農相は大臣就任以来、「すべての農業政策を検討のテーブルに乗せる」ことを幹部職員に指示し「年末ぎりぎりまで熱心に協議した」と話した。
協議のうえ出てきた検討結果はさまざま出ているとして「基本計画になかにしっかり盛り込んでいこうと思う」と述べた。
また、とくに注目される水田農業政策については「水活(水田活用直接支払交付金制度)をはじめ根本的な見直しを行う」と話し、できるだけ早期に与野党やメディアに見直しの方向性を明らかにする考えを示した。
政府は2025年度からの5年間を農業構造転換集中対策期間として施策を集中実施するとしており、江藤農相は「これまでの殻を破る大胆な政策転換を図っていく」と強調した。
また、発生から1年を迎えた能登半島の農業の復興については、地震に続き豪雨被害で400haの農地が土砂の堆積や、水路の崩壊、水源地の崩壊など複合的要因で簡単に営農が再開できない状況もあるが、「まずはできるところからやらなければならない」として今年の春に営農再開のめどがつくところは、優先的に復旧作業を急ぐ考えを示した。
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