大家敏志　自由民主党　参議院議員【緊急特集　全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年9月16日

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大家敏志　参議院議員

○大家敏志
○自由民主党
○参議院議員
○選挙区：福岡県
○出身地：福岡県

【1】現在の政府のコロナ対策についての評価
（1）ワクチン接種の問題点と今後の課題
ワクチン接種については、今後、希望する全ての方が、10月から11月の早い時期に接種を完了で
きるよう取り組みを促進する一方、国産ワクチン・治療薬の開発・生産にも最大限の支援を講じていく。

（2）医療体制の問題点と今後の課題
医療提供体制については、今後も最重要課題として取り組み、改正感染症法に基づく病床・医療人材確保の要請に理解と協力をいただきながら、国として一層の対策を講じるべきと考える。

（3）国民生活や経済活動の規制（「外出自粛」「営業自粛」「リモート作業」等）への補償
協力金については、これまで、自治体が協力要請の期間終了後に受付を開始し、一部で支給に遅れが生じていたが、協力要請の期間中でも、自治体による申請受付や支給を可能とするよう運用を改善したところであり、今後、支給の迅速化を一層促進していく。

（4）検査体制の拡充について
検査体制については、特に、子どもの安全の確保を徹底すべく、抗原検査キットを活用した迅速な検査を推進する。

【2】今後のコロナ対策についての提案
変異を繰り返し、いまだ猛威を振るうウイルスに、災害級、有事の対応を行うためにも、医療提供体制の確保をはじめ、これまで以上の対策を講じていく。地元福岡のJAからは、感染症の拡大による農産物の業務用需要・消費の減退が野菜、花卉等の価格低迷の要因となり、生産農家の次期作に向けた不安の声も聞いているところ、コロナ禍の影響を受けておられる方々の事業と雇用、暮らしを守るための追加支援策を講じていく。加えて、要請への協力を巡る不公平感の解消や対策の実効性を確保するための法改正、ワクチン接種の進展を踏まえた制限緩和についても検討されるものと考える。

【3】コロナ禍で見えてきた日本の政治のあり方について思うことがありますか？
長きに亘る感染症との闘いの中、その対策に国民の皆様の理解と協力を頂くには、信頼と明確なメッセージが必要であり、コミュニケーションに努めながら、分かりやすい目標を示し、発信していかなければならない。この危機を乗り越えるため、引き続き国民の皆様の理解をいただけるよう最大限の努力を続けていくべきと考える。私自身も地元の声をよく聞き、力を尽くしていきたい。

緊急特集　全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」