農政:全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」
鬼木誠 自由民主党 衆議院議員【緊急特集 全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年10月6日
鬼木誠 衆議院議員
○鬼木誠
○自由民主党
○衆議院議員
○選挙区:福岡県2区
○出身地:福岡県福岡市
【1】現在の政府のコロナ対策についての評価
1年半以上にわたり感染拡大に伴う行動規制(緊急事態宣言など)発令と解除が繰り返され、多くの国民が自粛疲れしている。感染力の強い変異株の流行によるところもあるが、行動規制の効果が薄れることによって感染拡大につながっている。行動規制で国民の協力を得るためには、更なる経済支援策が必要。
一方で、今後ワクチン接種がある程度進めば、ワクチン接種済み証や陰性証明書を活用して、一定の経済活動ができるようにするべき。
【2】今後のコロナ対策についての提案
新型コロナウイルスの根本的な解決には、治療薬やワクチンの開発と安定供給が必要。そのためには、開発されたワクチンや治療薬を政府が責任をもって買い取るようにして、製薬企業による開発投資を後押しすべき。また治験環境の支援や、薬事承認のスピードアップによる創薬支援が必要。日本では過去にワクチンを巡る訴訟が頻発したため、国による補償など製薬企業を訴訟から守る仕組みの構築も必要。
【3】コロナ禍で見えてきた日本の政治のあり方について思うことがありますか?
日本では行政が国民の行動規制を行おうとしても、憲法により強い私権制限が出来ない。現行憲法に緊急事態条項を創設し、非常事態に限り私権制限を行えるよう、憲法改正の議論が必要。
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