農政：全国会議員に聞く「どうするのかコロナ感染爆発」
福島 伸享 無所属 衆議院議員【緊急特集・全国会議員に聞く どうするのかコロナ感染爆発】2022年1月26日
福島 伸享 衆議院議員
○福島 伸享
○無所属（有志の会）
○衆議院議員
○選挙区：茨城第１区
○出身地：茨城県
【１】 これまでの政府のコロナ対策についての評価
（１）これまでのワクチン接種の問題点と3回目接種など今後の課題
（２）医療体制の問題点と今後の課題、
（３）国民生活や経済活動の規制（「外出自粛」「営業自粛」「リモート作業」等）の補償
（４）検査体制の拡充について などについてのご意見
・科学的知見を政府としての政策決定に用いていくプロセスが不透明で、権限や責任関係も不明確なため、時の政権の思惑で非科学的な意思決定がなされがちである。
・既存の新型インフルエンザ等特別措置法や感染症法では、対処できない問題が新たなウイルスでは生じうるが、それに対応して臨機応変な法改正ができないため、法律の制約を超えた対応や法律に基づく対応ができていない。
・そもそも、官民の医療機関の役割分担、地域の医療体制などについて、新型の感染症のような危機管理に対応する医療体制が十分でないことが明らかになった。
・治療薬やワクチンの開発が、他の先進国に対して著しく遅れるなど、これまで長い間見過ごされてきた我が国の製薬産業の脆弱（ぜいじゃく）さが明らかとなった。
【２】オミクロン株拡大による今後のコロナ対策で政府は何をすべきか。
・重症者等が急増したのに対応できるよう、ある程度強制力を持ってベッドと医療従事者を確保するための法制度の整備
・医療態勢を十分に整えることを前提として、年齢層やワクチン接種の有無等に応じた柔軟な感性予防対先の実施によって、経済への悪影響を最低限とすること
【３】コロナ禍で見えてきた「日本社会の課題」と現政権に望むこと。
・自ら法律案を立案したり、与野党の協議によって修正することができない立法府の機能不全が明らかとなった。
・科学的な知見に基づく専門家の判断を、行政や法律に落とし込んでいく仕組みができていないことが明らかとなった。
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