水稲除草剤「プロピリスルフロン」韓国で販売2013年5月15日
住友化学は5月13日、韓国で水稲用除草剤「プロピリスルフロン」の販売を開始した。
プロピリスルフロンは同社独自開発の除草剤で、ノビエ、クログワイ、オモダカなどの難防除雑草に卓効を示す。また、1回の散布で高い効果を得られるため、初・中期一発処理剤として利用されている。
国内では1成分の「ゼータワン」のほか、「メガゼータ」(ピラクロニルとの混合剤)を平成23年に上市。25年からは、新たに「ゼータファイヤ」(ブロモブチドとの混合剤)、「ブルゼータ」(ベンゾビシクロンとの混合剤)を上市しラインナップを拡充した。
今回、韓国での販売は、地元子会社の住友化学アグロソウル社を通じて、初・中期一発処理剤として販売される。また、その他のアジア地域では、ベトナムでも登録申請を行っており、今後はプロピリスルフロンを中心にアジアの水稲用除草剤市場への事業展開を積極的に進めていく考えだ。
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