トルコに農薬販売会社を設立 住友商事2013年4月5日
住友商事は、4月1日に中東のトルコ共和国に農薬販売会社を設立した。
トルコは総人口7000万人強のうち農家が20%を占め、耕作可能面積が世界13位という中東を代表する農業国だが、最近はトルコ政府の建国100周年となる2023年までに農業関連GDPを10年の620億米ドルから1500億米ドルに増やし、農産物輸出金額も10年の120億米ドルから400億米ドルに増やすといった農業支援政策を受けて、南東部で灌漑施設が整備されるなど、全国的に農地開発や収量改善などの農業振興が進められている。これにともないトルコの農薬市場は今後も年率3?4%の成長が見込まれている。
こうしたことを背景に住友商事は農薬販売会社(新会社)をトルコに設立。この新会社はトルコ住友商事から継承した農薬販売事業をベースに、主要地域に専門販売スタッフを置き、主として日本メーカーの除草剤、殺虫剤、殺菌剤などの農薬を現地の流通業者や小売店へ販売し、2016年には売上高約4000万米ドル、市場シェア6%をめざしていくという。
【新会社の概要】
▽会社名:SUMI AGURO TURKEY TARIM ILACLARI SANAYト VE TトCARET A.S,
▽本社:トルコ共和国イスタンブール
▽出資構成:住友商事グループ100%出資
▽取締役社長:岸本和也
▽従業員:26人
▽主要事業:トルコ国内における農薬の他、肥料や種子などの販売
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