ルリコナゾール、米国での承認取得 日本農薬2013年11月20日
日本農薬は11月14日、外用抗真菌剤「ルリコナゾール」の米国での承認を取得した。
ルリコナゾールは白癬症、カンジダ症などに効果がある医薬品で、国内では2005年に発売。昨年は医療用外用抗真菌剤の売り上げ1位となった。海外ではインドで2010年、中国で2013年に販売を開始し、好評を得ている。
欧米での販売については、カナダのValeant Pharumaceutical. Inc.(バリアント社)に独占的開発・販売権を許諾していたが、このたびアメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を取得した。
バリアント社は日本農薬からルリコナゾール原体を輸入し、米国向け製品を製造する予定で、最速での発売をめざす。
米国の外用抗真菌剤市場はおよそ400億円の規模があり、日本農薬では「(ルリコナゾールの米国での販売は)将来的に当社の売上に大きく貢献する」ものと期待している。
(関連記事)
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