ルリコナゾール、米国での承認取得 日本農薬2013年11月20日
日本農薬は11月14日、外用抗真菌剤「ルリコナゾール」の米国での承認を取得した。
ルリコナゾールは白癬症、カンジダ症などに効果がある医薬品で、国内では2005年に発売。昨年は医療用外用抗真菌剤の売り上げ1位となった。海外ではインドで2010年、中国で2013年に販売を開始し、好評を得ている。
欧米での販売については、カナダのValeant Pharumaceutical. Inc.(バリアント社)に独占的開発・販売権を許諾していたが、このたびアメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を取得した。
バリアント社は日本農薬からルリコナゾール原体を輸入し、米国向け製品を製造する予定で、最速での発売をめざす。
米国の外用抗真菌剤市場はおよそ400億円の規模があり、日本農薬では「(ルリコナゾールの米国での販売は)将来的に当社の売上に大きく貢献する」ものと期待している。
(関連記事)
・海外農薬販売好調で増収増益 日本農薬(2013.11.15)
・【人事速報】日本農薬(12月20日付)(2013.11.15)
・除草剤オルソスルファムロンを取得 日本農薬(2013.10.17)
・業績予想を上方修正 日本農薬(2013.09.19)
・日本農薬、「ルリコナゾール」中国で販売開始(2013.09.12)
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日